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【フィンランド在住メンバー】時差を乗り越え、パラレルワークで成果を出す時間管理のコツとは?

多彩なメンバーが在籍するK.S.ロジャース。岩崎さんはプロゲーマーを目指し、世界大会4位まで上り詰めながらもキャリアを考えた末に引退したという、異色の経歴の持ち主。
北欧の地で生活する岩崎さんの、仕事に関する考え方や1日の過ごし方に迫ってみました。

【profile】
岩崎優介(いわさきゆうすけ) さん
フィンランド ヘルシンキ在住。
2020年10月K.S.ロジャースに業務委託として参画。現地フィンランドのスタートアップ企業に所属する傍ら、K.S.ロジャースではプロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャーの即戦力として活躍中。採用やプロジェクトマネジメントの標準化など、組織内部のことにも関わっている。

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プロジェクトマネージャーの経験から、移住後もすぐに仕事は見つかった

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※フィンランドに移住した直後『(日本ではあまり美味しくないと評判の)サルミアッキアイス』を食べている様子

__岩崎さんがフィンランドに住んでいらっしゃるきっかけは何でしょうか?

日本に住んでいるときに出会った結婚相手がフィンランド人でした。彼女のキャリアの関係で結婚してからも3年ほど日本に住んでいたのですが、将来的な話し合いをする中で住環境や子育て環境などを総合的に考え、結果的に「じゃあフィンランドに住もうか。」となりました。

現在はヘルシンキに住んで2年ほどです。大都心の要素を持ちつつも緑がとても多く、交通の便も良い街です。

__大学時代は英語を重点的に学ばれていたそうですね。これは英語を話せるようになりたいという想いからですか?

はい。大学を選ぶ段階では志向性を特に持っておらず、「とりあえず大学に入ろう。英語なら潰しが効くし、後で色々考えればいっか〜」という感じでした。
英語はそれなりに得意でしたが、大学が帰国生ばかりだったので、ボコボコに打ちのめされたのを覚えています(笑)

ヘルシンキに移住の際は、日本での仕事をリモートで続けながら、並行して現地でも新たな仕事を探しました。

__移住してから仕事を見つけるまで苦労はありませんでしたか?

言語の壁をクリアできていたことや、プロジェクトマネージャーとしての経験を日本で積んでいたことで、探し始めたらすぐに仕事は見つかりました。幸いにも、あまり苦労はなかったです。

特にIT関連の会社ではビジネス英語が標準となっていることも多く、仕事が探しやすかったと思います。

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フルリモートで働くには自己管理が大切

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※岩崎さんが時々作業をするという、住民共用スペースの小屋(通称「あずま屋」)

__普段、岩崎さんはどのような環境・場所でお仕事をしているのですか?

自宅作業部屋やテラスを利用します。現在の住居は団地のようなところなので、テラスとは別で共用の庭もあり、そこに建っている小屋を利用することもあります。
自宅を離れている時は、カフェやワーキングスペースを利用します。

__あずま屋の作業は心地よさそうですね!お仕事はどのようなことをされていますか?

フィンランド移住後に所属したスタートアップ企業は2年ほど在籍しており、自社の事業に対してのプロジェクトマネジメントや採用に関することを担当しています。K.S.ロジャースには2020年10月にジョインし、こちらもスタートアップスタジオ事業(開発、事業戦略までをフルスタックで支援する事業)のプロジェクトないしプロダクトマネージャーとして関わっています。

__1日のうちで言葉や文化を切り替えて仕事するのは難しくないのでしょうか?

朝、娘を保育園に送り出してから仕事時間がスタートするのですが、午前・午後で4時間ずつ分けてそれぞれの仕事をしています。

日本の仕事は午前中に行い、午後からはフィンランドの会社のことに取り組むという感じです。
フィンランドの午前中は日本時間だと14〜18時にあたるので、ちょうど良い切り分けになっています。

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__フルリモートの仕事に関して感じる魅力と難しさを教えてください。

魅力に感じるのは、全世界の人たちとコラボレーションができる点です。文化や価値観のギャップはもちろんありますが、ビジネス英語があればコミュニケーションをとるうえでは問題ありません。

一方で、仕事時間と自分の時間を明確に分けたい方にとっては、時間の区別をはっきりつけないと苦労すると思います。
フィンランドの会社のスタッフには「この日は絶対に休みを取るからコンタクトしないでくれ!」と、ひたすら休日を取るべく調整する人もいますよ。

私もワークとライフはある程度明確に分けておきたい派ですね。

__岩崎さんの中で、ワークとライフを分けるコツや意識されている点はありますか?

自分の部屋を持てるのであれば持つ、というのは大切にしています。
自室を持てないのであれば、別のワーキングスペースや公園などでも一人になれるなら良いと思っています。
自分にとっては二人以上が同じ部屋にいる時点で気を取られてしまうので、仕事環境は一人で集中できるスペースを確保することを重要視しています。

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仕事選びは代表を見て決める

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__K.S.ロジャースで実際仕事をしてみて思うことはどんなことですか?

「チャレンジングな環境」だなぁと感じます。
例えば、取り掛かる案件が自分のスキルや経験に対してチャレンジングであったり、K.S.ロジャースの組織が目指す“あるべき姿”と現状の差分もチャレンジングであったり。

私自身、もともと日本で働いていた前職の頃からチャレンジングなプロジェクトに燃える傾向がありましたので、今とてもやりがいを感じています。

あ、あまりこれを言うと「K.S.ロジャースは“ヤバい案件”ばっかり来るんじゃないか?」と思われるかもしれないですが、実際そんなことはないですからね(笑)

__あはは(笑)自分に合わせて挑戦していけるということですね。そもそもK.S.ロジャースに興味を持たれた理由は何でしょう?

コーポレートサイトを初めて見た時に、スタートアップスタジオ事業に関する内容が記載されていたことです。
前職(日本)の時に、ずっと1つの事業に対してプロジェクトマネジメントを担当していたので、次はより幅広い経験を積むために、様々な企業の事業に関わりたいと考えていました。

あとは、自由な働き方ができそうだなということです。これはもちろん「ちゃんと自分で調整して働いてね」という前提での自由さなのでしょうけれど、そんな働き方をしたいと思っていましたね。

__仕事を探す時の「ここは譲れない!」ポイントはどこですか?

「代表がちゃんとしている」ということです。大きなミッションを掲げて勢いを持った成長期の会社の場合、代表のリーダーシップやマネジメントが大きく問われる場面が多々あるので。
自分自身の採用面接の場では、ここを確実に確認します。

K.S.ロジャースの場合は会社のあるべき姿が明確にされていて、且つ、伸びしろのある箇所に課題意識を持っていると感じました。
そして、その課題に対して、解消・改善のアプローチを取っています。

当たり前のように聞こえるかもしれないですが、これを実行できる組織は多くはないのではないかなと思います。

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「プロ意識と適応力のある人」と一緒に働きたい

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__岩崎さんの「一緒に働きたい人」とはどんな方ですか?

「プロ意識を持った人」と「適応力のある人」です。
言い換えれば、自分の成果にきちんと責任を持てる人です。達成するべき事のために効率よくスマートに仕事のできる方がフルリモート、フルフレックス下だとよりマッチしやすいということですね。

__やり切るということは信頼の面において大切ですね。最後に、この記事を見ていただいた方に向けて一言お願いします!

現在、書類選考を担当させていただいています。
採用する側の目線で言うと「この人はどんな経歴を持ち、どんなインプット・アウトプットをしてきていて、どんな考えを持っているのだろう」という点をチェックしたいので、この目線に応えられるようなプロフィールの拡充は有り難いです。

求職活動は、ある種ご自身を売り込む一連の活動だと思うので、ポートフォリオをしっかりと作っていただけると良いと思います。
それをもとに面談時も社内のことを色々とお伝えできるし、何よりもお互いの適切なマッチングにつながると思いますので!

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