みなさん、喧嘩とかせずに「話し合い」はしてますか??
愚痴ってないで「話し合い」をしてますか?
理解できない相手と「話し合い」はできてますか?
イライラする旦那と、許せない妻と、「話し合い」はしてますか?

そう。
<話し合う> ってのを軽くみちゃいかん。

餓鬼畜生にはできない、知能をもった人間に与えられた高度な問題解決手法なのです。
暴力を使わず、奪わず、殺さず、虐殺せず、<話し合う>事で解決しよう。
人類はその術を学んできたのですよ。

一般生活においても、「話し合い」は問題を解決する一つの手法です。。。。

さて

国際法ってありますよね。
ま、国際法って法律があるんじゃなくて
「慣習法」 「条約」 「国連憲章」 とかね。
<国全体で守るべきルール>ってあるやんって話ですね。

戦争するってなら宣戦布告はせえよ。だまし討ちとかあかんで
とか
捕虜を虐殺したらあかんで~
とか
毒ガスは使用したらあかん
とかね

国際法という視点がでてきたのって17世紀なんですよね。
日本は江戸開始って時ですね。
そのころドイツでは30年戦争(1618-1648)の時です。
宗教改革後に必然的に発生した殺し合いです

この30年戦争でドイツ人口の半分程度(30~60%*数字は多説あり*)が亡くなりました。
とにかく大量に人が亡くなったのです。

この30年戦争は
「最後にして、最大の、宗教戦争」と言われています。
カトリック VS プロテスタント 
って事なんですけど、
まず同じキリスト教同士で喧嘩。
最終的に
カトリック VS カトリック 
とかになってきて、もうそれはそれは
「これっていったい、何の戦争???('_')」
状態になったわけですよ。

30年戦争で抑えておいてほしいのは

<宗教の力が弱ってきている>



ってところです。

思い出してみましょう。
中世には<神の平和>がありましたよね。
Xmasに戦争はやめましょう。
とか
この武器は危険なので戦争では禁止ですわよ。
とかね。
つまり
<ローマ教皇の鶴の一声>
で完全にルールは決定されていたってのです。

神様を使えば全て解決してたという、知能がなくていける世界線。
人間は科学がなけりゃほんまにアホなんです…
雷の事も死者の祟りって言ってましたからね。

ですが近代に近づくにつれて、
宗教の力は弱くなってきて
「ローマ教皇」の言う事を聞かない者も大量にでてきました。

それによる宗教戦争。
もう、神様とかいうオチャラケた理論では統制がとれなくなりました。

神様がいる割にはにペストでバタバタ人は死ぬ
ルターの宗教改革は起こる
新聖書はできる
ほんまに神様なんておるんかよ??
って言うのをマスがやっと疑いだしたんですよ。

その秩序が崩壊すれば後は単純明快。
殺し合うだけです。
人間はどこまでいっても、動物。
令和でも変わりません。
秩序を失えばアッ!という間に殺し合います。
ま、やからこそある程度マスへのプロパガンダは必要なんよね。

話は戻り
今回の視点で1番伝えたい事は
30年戦争の最後の
ウェストファリア会議→条約
近代における国際法発展の端緒となり、 
近代国際法の元祖ともいうべき条約です。

つまり、冒頭で言ったように

話し合いで解決

です。
いやぁ、人間の知能がUPDATEされた瞬間すね〜ଘ( ˊᵕˋ 
インストールされた瞬間すね〜ˊᵕˋ )ଓ

そう、このウェストファリア会議にローマ教皇はいませんでした。
しかしそんなのがいなくても
各国のみんなで話し合って様々な事柄を決めたのですよ。

人間は考える事をやめたとき
すぐに、
神様とか
占いとか
祟りとか
幽霊とか
悪魔とか
妖怪とか
わけわからん話をはじめます。

しかし、
そんなフィクションよりも
今目の前で起こっている問題を
人間の知能を出し合って
話し合いにて解決する

それを経験したのがウェストファリア。
やっと神様を疑いだし
人が支配の為に神様を創った事が分かり
そして殺し合いをそれぞれで話し合って解決することを学習したのです。

人間やからできる問題解決法。
それが話し合うという技です。

そういう視点にたてば
暴力を行使するテロールや、戦争は
アホのする事です。

ミクロな僕らの生活に当てはめても同じ。

喧嘩、口論、討論、論破
こんなのは人間がする問題解決法じゃない。

我々は話し合って問題解決することができる動物なのです。
16世紀の頃にその重大性に気づいたはずの人類ですが
21世紀の現在でも、その本質は人類としては理解できていないでしょう。

人間が暴力以外で解決し合うようになるには
後、何億年くらい必要なんでしょうね。(^^)







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