平等ってあんた・・
1989年の東欧革命で唯一血を流したのが「ルーマニア」です。
死者数は4000人とも言われます。
東欧革命ってのは言わば、
「もう社会主義とか無理!!もうええって!!」
って大衆がなったって事です。
世界平等なんてのはそもそも不可能ですから。
1965年以降、ルーマニア最高指導者は共産党「チャウシェスク」です。
中ソ対立が激化するこの時期に、彼は<中国側>につきました。
チャウシェスクは、毛沢東の独裁姿勢に憧れてたんでね。
ルーマニアって言うと、ソ連と隣接する国です。
ながらにしてソ連を否定・批判したんですよ。
なんでルーマニアがそのような芸当をしたのでしょうか。
近いソ連を否定して、離れた中国に憧れる。。。
主たる理由。
ルーマニアって東ヨーロッパでは例外な事があります。
そう、石油が採れちゃうのです。
って事でエネルギー自給が可能な国なんですよね(;'∀')
こりゃでかい!!
どこかの国の属国にならんでもええ!!
なのでチャウシェスクは軍事介入してこん程度にソ連を否定!('ω')
距離感を保つ事にも成功。
毛沢東に憧れたチャウシェスクは、やはり独裁者になります。
しかし毛沢東とは完全に違う事が1つ。
<贅沢すぎた・・・>
ジャイアンに憧れたスネ夫みたいなもんです。
国民の為という大儀もなく、「権力」という目先に憧れた残念な思想者。
その象徴があります。
「国民の館」です。
っていうか実際は「チャウシェスクの宮殿」です( ´∀` )
建築物としてはペンタゴンに次ぐ世界2位の大きさですからね・・
部屋の数は3000を超えます。
税金使って、自分の為だけの豪邸建てちゃうんだから~~(*´ε`*)
チャウシェスクは大統領になってからも、
「チャウシェスク賛歌」を青少年に歌わせる(*´ε`*)までになります。
気持ちの悪いプロパガンダをしますよね・・
また、妻や子どもを政府の要職につける(*´ε`*)など。。
暴走はとまりません。。。
情けない・・・
もはやどの角度から、どの視点で見ても、国民の為ではない。
0~100まで自分の為。
でました!!!社会主義の伝家の宝刀。
赤い貴族の登場ですわ。
ほんま絵に描いたように社会主義は狂っていきますな~('ω')
度が過ぎた贅沢へ、Go!!!!
がね。
こんなもん、続くわけもない。
1989年の東欧革命に際して、
ルーマニアで革命軍VS治安部隊と激しい衝突が起きました。
結果。
治安部隊の敗北。
そこでついにチャウシェスクは銃殺されました。
その処刑はなんと全世界のメディアに発信されました。
公開銃殺処刑です。
まあ時代の流れですね。
社会主義は何回も何回も何回も暴走を生みました。
チャウシェスクの公開処刑は、
<社会主義の終焉>を象徴させたと言われます。
さらになんとなんと、
当時、規制がゆるかった初期時代のYouTubeで公開処刑があがってたようです。
それだけ、この人物を介して社会主義の暴走を教訓とさせようとしたのです。
平等って簡単に言うけどね。
これだけ多様な人間がいて、新種の人間もいて、未知数な人類をね。
無理に強制的に平等社会にしようとすりゃね
ものごっつい武力・権力が必要になる事くらい、
分かりそうなもんですがね( ;∀;)
しかも、その権力が暴走するなんてもんやから。。。
綺麗ごとはやめて。
平等とかっていう理想論はやめて。
そんな事より、、、
まずは、
自分の為に一生懸命に生きましょうよ。
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