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227. 街灯の更改

よく通る道の脇に直径10cmほど、高さ3mほどのポールが立てられていた。
立てたばかりなのと以降の作業があるためか、ポールは木材によって支えられて立っていた。

2〜3mおきにそのポールは立てられていた。
もっと詳しく観察すると、既存の街灯のすぐ脇であった。

数日後にその前を通りかかったら、ポールの先にLED電灯がつけられていた。
まだ電源供給のためのコードは電灯の近くに巻いてぶら下がっていた。
街灯の更改であることが明らかになった。

確かにその道は日中は良いのだが、夜になると街灯が点灯していても大変暗い。
夜はあまり通りたくないので、少し遠回りして明るい道を選んでいる。
自分の身は自分で守るしかないのだ。

既存の街灯に使われている光源を確認したところ水銀灯だった。
体育館の天井についている、ひょうたんみたいな形でジワーッと点灯するアレである。
体育館は壁に光が反射するなどしていたから暗さは気にならなかったが、屋外の水銀灯は本当にその街灯の足元しか照らさない。
しかも光量が弱く、ほんのりと明るくなるだけである。

LED電灯になるとかなり明るくなるだろう。
とても期待している。

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