104. 身離れを良くする
鶏の手羽元や手羽先、豚のスペアリブといったいわゆる骨付き肉の食事が最近好きである。
レシピに書かれている時間を忠実に守るとどうやら時間が足りないらしいことが何回かやってみて分かった。きちんと火が入っていない時もあったし(たべる時に電子レンジで再加熱)、何よりも身離れが悪かった。
圧力鍋を使うと短時間のうちに骨までホロホロとなるぐらいの物ができるらしいのだが、あいにく置き場所がない。
それならば、光熱費は多少かかるのだが、「これでもか」というぐらい煮てみようと思うようになった。レシピ通りで10分と書いてあっても、30分も40分も煮込む。
そのようにしていたところ、スルスルと食べられるぐらい身離れが良い物ができた。煮ることは焼くことよりも楽(ほぼ放置しておけば良い)なのもポイントが高い。
家族はこの食事にだいぶ飽きているかもしれないが、料理が苦手な自分としてはできるだけ簡単で手間がかからないこのやり方が最適なのであった。