クロソイってどんな選手?②
お疲れ様です!
前回は高校入学直後に簡単に挫折したところまでお話しました!
もう少々お付き合いください!
(背景知ってほしい!!!笑)
さて、高校入学直後に挫折を味わうクロソイですが、そんなクロソイにも得意なことが何個かありました
それは
早寝早起き
量をこなすこと
追い込むこと
考えてやること
でした
前回の記事で触れましたが、中学校のときに朝5時から10km、学校から帰ってきて
夕方から8km走っていたものですから
自然とこのようなものが身についていました
(考えてやることに関しては、音楽を聴きながら走るのが嫌いだったので、その分妄想や考え事に割きながら走ってました。陸上部か。)
自宅から学校まで片道1時間程かかるのですが、おかげさまでその分の早起きも苦ではありませんでした。むしろYouTubeで打撃集とか見まくってました。
また、1年生のうちは自主練習ができず(スペース的な問題)、入学してしばらくは1年生のみの特別練習という形でした。
その練習のうちの1つに30球×10setの連続ティーがありました。1つ前に基礎的なトレーニングがあったおかげで、まだ身体のできあがっていないクロソイたちは既にプルプルです。
あと900gの木製バットがとにかく重たい。慣れない。しかもバッ手禁止。素手。笑
あっという間に両手が赤くなっていきます。
たった30球×10セットをやり終えだけでみんなヘロヘロです。血だらけです。
この後は先輩方が別の練習から帰ってくるまで自主練習です。みんなはゆっくりユルユルとティーを打ちます。
このときたしかクロソイ思ったんです。目覚めたんです。たぶん本能的に。
ここで浮かなきゃダメじゃね?
って。
そして
カァン!
カァン!
カァン!
練習場にテンポのいい音が響きます。
クロソイ勝手に追加で30球×10セットやり始めました。
ペアでトス上げしてたやつ引いてました。
1年生を監視していた先輩苦笑いしてました。
空気でわかります。周りにいる全員バカにしてるか、アホだなこいつって思ってます。
手が血豆通り越してえぐれていきます。
やり終えて間違いなくこれだなって思いました。根拠はありません。本能です。たぶん。
これを機に、ここからの2年半は時間が許す限りではありますが、圧倒的な量にこだわることになります。
あともう1記事書けばキリが良さそうなとこまできたので、次回に繋げます。(追加しちゃってごめんなさい)