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人生を豊かにする最初の一歩は「ムダの削減」説

こんにちは。

今日は「人生を豊かにする最初の一歩は『ムダの削減』説」というテーマについてお話したいと思います。

先日、こんな記事を読みました。

アメリカのカリフォルニア州でおよそ2年間に渡って実施されたベーシックインカム(BI)実験ですが、BIが受給される人のフルタイム雇用が1年で12%も増加したり、タバコや酒類に使われる割合は支給額の1%未満だったりしたようです。

一言で言えば、ベーシックインカムを導入しても人は怠惰になって働かなくなる訳でもなければ、嗜好品に過度にお金を突っ込むみたいな変な使い方もしないよね、という傾向が見て取れたという内容。

で、個人的に気になったのはBIが与えたメンタル面へのプラス材料。

ベーシックインカムは精神面にも良い影響を与えた。支給を受けたグループは健康的で、うつ病や不安が減少し、ウェルビーイング(幸福)が向上したという。

実際に支給を受けた20代後半のパムと30代前半のジムという夫婦は、以前は経済的な状況や育児のストレスにより、2人ともパニック発作を起こすこともあったものの、現在では不安感が大幅に減り、夫婦喧嘩が少なくなったと語る。

当たり前ですが、経済的な不安がなくなるので精神が安定しやすくなりました、ということですね。精神面の安定は人生の豊かさに直結するので、お金以上に大事だと思っている派なので、これは大事なポイントだなと見ています。

今仕事があって十分な収入がある人でも、将来や老後が不安だし、忙しすぎて日々の生活に余裕が無いという方も多いので、この精神的安定が手に入る点こそBI(=経済的な自立)が重要だよね、という当たり前の結論に至りました。

この結果だけで見れば「ベーシックインカム万歳」「導入が待たれる!」となりますが、現実的には導入にはハードルが沢山あるので、思考を「どうしたら自分だけでもベーシックインカムが入ってくるような状況になるのか」に切り替えた方がお得だと思ったりしています。

いわゆる自助努力ですが、BIのように生活を気にしないための資産形成には収入アップや投資が必要と言われたりしてますよね。個人的にも賛成なのですが、収入アップや投資は時間やスキルを要します。

だからこそ、それらを「攻めの資産形成」とするならば、その前段階で「守りの資産形成」から始めた方が良いと思っている派です。

具体的に言えば、ムダな支出をなくすこと。

携帯電話の料金、保険、家賃、所有する際にかかる自動車関連費用、スポーツジムなど休眠になっている会員費、クレジットカードのリボ払いなど、避けたり削ったりできそうな部分を見直してまずは身の回りにあるムダを無くして見ると良いのではないでしょうか。

つまり、

・BIの実験結果から「経済的な安定」が「精神的な安定」にも寄与するだろうことが読み取れる。

・一方、自分の周囲ではすぐにBIが本格導入されることはなさそうなので、自助努力でBIと同じ状況というか経済的自立を図ってみるのがお得。

・経済的に安定するには収入上げたり、投資したりする必要があるが、時間やスキルが必要。であれば、万人にできるファーストステップは「ムダな支出をなくすこと」なのでは?

という理屈です。

とってもシンプルに言えば、人生の豊かさにとって重要である精神的な安定を目指すファーストステップは、身の回りのムダな支出を下げていくことからですよ、というお話でした。

お読み頂いてありがとうございました。

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