-詩-それは薄氷のような
欠片を拾った時も、意図を千切った時にも
壊れる音なんてしなかった
結んだのはあたしだと
ねぇ、忘れてしまったの?
触れない形容になった貴方が喚く
めにめに、めにめに、
一歩ずつ呑み込まれる
豪快にわらう夜の
その後ろのお月様
口端から滴る
生命と約束をした瞬間
一緒に願い事をしたんだよ
明日も貴方と
手をつなぐ事が出来たなら
あの夜が終わる前に
二人一生に溶けよう、ね。
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欠片を拾った時も、意図を千切った時にも
壊れる音なんてしなかった
結んだのはあたしだと
ねぇ、忘れてしまったの?
触れない形容になった貴方が喚く
めにめに、めにめに、
一歩ずつ呑み込まれる
豪快にわらう夜の
その後ろのお月様
口端から滴る
生命と約束をした瞬間
一緒に願い事をしたんだよ
明日も貴方と
手をつなぐ事が出来たなら
あの夜が終わる前に
二人一生に溶けよう、ね。
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