-詩-secret sign star-
「ねぇみてみて、星が綺麗だね！」
「知ってた？あの星、次に見えるの400年後なんだって」。
「、、ほんとに？」「、、嘘かも」。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
きらきら が好いと言った
からから 渇いた喉がうたう
馴れないステップだって踏むよ
胸の真ん中 星屑が開けた穴
ねえ、実は空から降ってきたんだろう？
何度目かもわからない言葉
それがまるで 秘密みたいにわらう
静かな夜だから きらきら 鳴らそうか
白と黒のシンプルさが浮かんで
煌めいた遠い年月が 呼応するから
足りない音をさがして うたう
ねえ、実は空から降ってきたんだろう？
何度目でも忘れちゃいけない言葉
それをまるで 秘密みたいにしまう
まだだよ と聞こえて 覗き込んだ瞳の
きらきらが 瞬いた
たったの一度だけ、きらきらと 瞬いた。
お題はXにて【願い花】から「星が綺麗ですね」