主が天に旅だって、ひとり立ちした曲たちにエールを込めて
時々、坂本龍一さんの曲を弾いてますが、
この曲はちょうど新卒のころに、ドリンク剤のコマーシャルの曲だったような記憶です。
今頃の季節だったかな。
若い頃も歳取っても、
仕事の最初の頃はたいへんで、
この切ないメロディが、
大きい声で叫べないような
頑張ってもうまくいかない気持ちや
辛いの我慢して頑張ってるんだという気持ちを代弁してくれてる気がしました。
ほんとは、今日はAqourという曲を弾こうかなとダウンロードしたのだけど、
弾くかなどうかな。
主人から離れて、ひとり立ちした曲の応援という気持ち
演奏する私からすると、作曲家の方が生存されている場合、(認められたいとかがなければ)
自分の演奏が作曲家の方の意に合っているのかなとか、そうじゃない!と思われてないかなとか思ってしまいます。
どこか、子どもを見守るお母さんみたいな感じで、何かあったら、守りにくるみたいなイメージでしょうか。
大げさですが。
でも、作曲家が世を去ると初めて曲はひとり立ちする。
もしかしたら、世から姿を消すかもしれないし、復活するかもしれないし。
バッハのマタイ受難曲のように。
そんな曲のひとり立ちに、エールをこめて。
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