夜明けとミルクたっぷりなコーヒーと幸福な時間
徹夜も明けそうな明け方、眠気を覚ますためにミルクをたっぷりいれたコーヒーを飲む。
徹夜明けの朝は、必ずと言っていいほどこの甘いコーヒーを飲む。
カーテンを少し明けて、白みはじめた朝焼けの空を眺めて、少しばかりの休憩をする。
普段は紅茶派の私は、徹夜明けのこの時だけはコーヒーを飲むのだ。年に数回のこのためにインスタントコーヒーが常備されている。
冬も終わりに近づいてきた2月の終わりに、ミルクたっぷり、お砂糖たっぷりのコーヒを飲んでいる。朝焼けの空は、さっきまでの不毛な恋の時間を思い出させるようにちょっぴり苦かった。
昨日の大雨が嘘のように、今日は晴れている。
お出かけ日和なそんな日に閉じこもっているのはもったいないからお出かけをしよう。
お気に入りのスカートをはいて、可愛く髪を結って、とっておきのピアスをつけて、隣には誰もいないけど甘いものを食べに行こう。
新しい服を買うのもいいし、アクセサリーを見てもいい。
朝焼けの空とミルクたっぷりのコーヒーは、前向きにさせてくれる力がある。
徹夜明けだけど、頑張ろうって思わせてくれる。
そんな前向きな気持ちで、今日1日を晴れやかに過ごしたい。
鬱屈とした気持ちなんて投げ捨ててみる。
徹夜明けの疲れ切った頭と身体に、甘くてあっかくてほんのり苦い、ミルクたっぷりのコーヒーはいかがですか。