【読書】自分の親に読んでほしかった本
やっと読みました!子育て本のベストセラーです。
私も3歳の息子を育てています。心揺さぶられました。
私は特に子育てに大きな悩みは抱えていませんが一般的な苦労を多少感じていました。
3歳になってからワガママになったり(ごはん食べない、家でうるさくする)など。
うちは安アパートなので思いっきりうるさくさせてあげられないのです。。。
夫は息子がごはんの時間に遊んで食べないのをみると「食べなさい!」と叱りつけていました。
息子が「怖い!」と言って泣き出すと「うるさい!」と言って口をふさぐこともありました。
私もごはんを食べない息子に疲れて助けるのが遅れることもあったのですが泣き出したところで引き寄せて抱っこしてなだめていました。
私がごはんを食べさせる事もいまだにあります。
夫には「甘やかしすぎている」「自分で食べるまでごはんを抜けばいい」と怒っていました。(今は言いません)
初めての子育てなのでちゃんと歩けるようになるのだろうか。話すことはできるのだろうか。オムツは取れるのだろうか。と心配していました。
でも全部ちゃんと出来るようになりました。
私も息子がごはんを自分で食べないことを心配していましたが、
3年間の成長を間近で見ていたのでごはんもいつか自分で食べるようになると思っています。
私の父親は自営業で大体働いていたので母が1人で4人姉妹の子育てをしていました。
母は自由な人で子育ても放任でした。
自営業とバブル時代もあったので私が小さい頃は割とお金がありました。
父親と過ごす時間は少なかったと思いますが叱られる事も少なくなんでも欲しい物は買ってもらえてやりたい事はやらせてもらえていました。
またやりたくない事もやらなくてよかったです。
そして母は子供の事をよく褒めます。
私や他の姉妹のこともそうだし孫の事もめちゃくちゃ褒めます。
なんでもやりたい事をやらせて欲しいものはなんでも買ってあげています。
きっとそんな母親と父親の財力のおかげで私がこのような自己肯定感が高く行動力がある人になれたのかもと思いました。
息子は3歳になりましたが幼稚園には通っていないです。
育休を取った時は1歳前に保育園に入れて仕事復帰したいと思っていたのですが今は2年保育の幼稚園に入れようと思っているので5歳になる歳まで一緒に過ごすことになりそうです。
この選択が息子の人格にどう影響するかは大人になるまでわかりませんが
悪い結果にはならないんじゃないかと思っています。少なくとも私にとっては。
死ぬ前に「もっと働けば良かった稼げば良かった」と言う人は1人もいないようです。
息子と毎日公園で身体を動かして遊んでいるのですが
昨日はブランコから落ちそうになって号泣した息子が泣きながら「もう一回やる。」と言いました。
その後3つ股のバナナ滑り台から落下して顎をぶつけて大泣きしました。
その時も泣きながら「もう一回やる。」と言って自分でもう一度滑りました。
本当に驚きました。失敗を失敗で終わらせずに成功させて怖い思い出にしなかったのです。(多分)
負けず嫌いなのか自信家なのか。。私が付いているから大丈夫だと思ってくれたのか。私に似たのかわかりませんがすごいと思ったし嬉しかったです。
最近は【ごはん食べない問題】のせいか息子がパパの事を怖がっています。
夫がいないところで「ママは大好き、パパは好きじゃない」「ママはかわいい、パパはこわい」と言います。
私もいじわるな性格なので息子が言う事を聞かなかったりするときに脅し文句で「パパにしちゃうぞ!」と言ってしまってました。。
ダメですね。(もうしません)
パパを悪く言ったつもりはありませんがそのように聞こえる発言もあったかもしれません。
子どもはママとパパから生まれてきたのでパパの事を悪く言うことは子供の半分を悪く言うことです。
そして子どもは親の言う事を聞かない。親のする事をする。
子どもになって欲しい人間になるのが1番いいようです。
私は自分の人生を気に入っているのでこれからも今までのように自由にやりたい事をやっていきます。
最近「ママみたいになりたい。」と息子が言ってくれます。
どう言う意味で私になりたいのかわかりませんが嬉しいので深掘りしません。
子どもの言うことに耳を傾ける。決めつけない。
息子とはすでに絆が深くなっていると感じています。
問題は夫の方ですね。息子と修復して絆を作っていってほしいと思っています。
実を言うと私も息子を脅したり決めつけたり否定したりお尻も頭も叩いた事があります。
それが習慣にならなくて良かったと思います。
どんな親も子どもの幸せを願っていると思います。
子どもの為に叱ったり、自分がいいと思う事を子どもに押し付けたり。
仕事も家事もして自分の時間がない中で子供が泣きわめくと絶望しますよね。
「いい加減にしてー!!」公園で叫んだお母さんを今でも覚えています。
本に書いてある事が実践できたら子どもは幸せになるだろうなと思いますがなかなか現実には難しい部分もあります。
とにかく余裕を持って生活ができてないと子どもにしわ寄せがいってしまうと思います。
好きな仕事をして子どもとの時間も十分にあって家事の負担も少なくプライベートな時間もある程度あって個人資産も結構あれば余裕を持てます。
いきなりそんな人生は歩めないと思うので少しずつ自分で努力していくしかありません。
人生に不満があるなら自分を変えるのが一番早くていい方法だと思います。
この本に興味を持った親ならきっと良い親子関係を築く事ができると思います。
今までの失敗を悔やんでも仕方ないので過去は棚に置いて今からできる事をやっていけば良いと思います。
すべての親と親になろうと思っている人に読んで貰いたい本です。
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