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習慣について


友人に勧められて

ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
https://www.amazon.co.jp/dp/B07YY2WV6K/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

という本を読んだので、読んで感じたことなんかをかいていきます。

この本は基本的に習慣の本です。

僕が大学時代に影響を受けた本がいくつかあるのですが、その一つが石田淳さんの行動科学の本(タイトル忘れて調べても出てこない、、)なんですが、その本に書いてあったことがより包括的に書かれてるように感じました。

習慣について書いてある本の中で一番オススメと友人に勧められたのですが、僕も同じように思いました。習慣について学びたいならこの本を読むといいと思います。

内容ですが、内容を書くというよりも読んでて感じたことを中心に書いていこうと思います。


新しいアイデンティティを獲得する方法
①どのようなタイプの人になりたいか決める
②小さな勝利で自分自身に証明する

自分がどうなりたいかというのはとても大事で、それを新年に決めたりとかすると思うのですが、そういう人がどういう行動をとってるのか?を考えて習慣にしていく。そして、どんな小さな行動でもいいから決めたことを守るというのが大事だなぁ、と。

個人的に今取り組んでることの一つに承認する人というのがあるので、今年から近くの神社に行って神様の前で日々の出来事を感謝するというのをトライ中です。週2、3くらい。結構日々の細かな出来事に感謝できたりするのでオススメです。

習慣のループ
①きっかけ
②欲求
③反応
④報酬

まず、気づくきっかけがあって、〜をしたいという欲求が起こり、反応(行動)する、そして、その結果の報酬がある、という流れ。

良い習慣には、気づくきっかけをふんだんに用意し、その行動をしたいという欲求を高め、行動する、そして行動した結果快感が伴うようにするのが大事ということで、なんとなくやってたことを言語化してくれて良い。

①「現在の習慣」をしたら「必要な習慣」をする
②「必要な習慣」をしたら「したい習慣」をする

上のきっかけとして「現在の習慣」、報酬として「したい習慣」を使ったパターン。現在の習慣をきっかけに使うのはすごく良い。

続かない習慣の大きな理由の一つが「忘れていること」だから。

わたしたちは文化が承認する習慣を選びがちである。

これは組織としてどういう行動を(無意識にでも)承認しているかを見ていくのが大事。組織で多くの人がやってる行動は意識、無意識問わず承認されているからこの行動が起きやすくなるので。そういう意味で文化とはどういう行動を承認するかといえる。

私達は3つの社会グループを真似しがちである。
近しい人たち、多数の人たち、力の強い人たち

この法則を逆手にとって、得たい習慣を普通にやってる人たちを近しい人たちに置いたり、真似したい力の強い(と思われる)Twitterアカウントをフォローして思考をトレースするなどするといいかもしれません。

量のグループと質のグループ

美術の実験で量で評価するグループ(80枚描いたらAとか)と質で評価するグループ(描くのは1枚でもいい)を作ったときに結果的に量のグループのほうが質が高いものを作ってきた話。
よく言われることであるが実験としてわかりやすい。

わたしたちは必要な仕事量がもっとも少ない選択肢を自然に選ぼうとする

この前提大事で、多くの人間は基本的に怠け者だから、良い行動がしやすいように環境を設計する。(ヨガをやりたいならヨガマットを敷いておく)悪い行動がしにくいように環境を設計する。(TVを辞めたいなら電源を抜く)
自分の欲求に素直になる。

っていうふうに自分を動かしていった方が機能しやすい。

即時報酬と遅延報酬
すぐに報われる行動は繰り返す。すぐに罰せられる行動は避ける。

ダイエットが失敗しやすいのはこれがわかりやすくて。

甘いものを食べる→食欲が満たされる、甘いものを食べる幸福感という食べてすぐ報酬が得られるんですよね。

一方痩せるっていう報酬はすぐにはもらえない。

だから、基本的には食べるという行為の方が強化されやすい。

ちなみに歯が痛いなどの条件があれば、すぐに罰せられるので、食べるという行為が弱化されやすいです。

この前提を考えて、どうしたら良い行動にすぐに良いFBが得られるか、悪い行動に悪いFBが得られるかを考えておくと良い。
例えば、レコーディングダイエットは記録することで、食べてしまったという悪いFBを客観的に得られるから機能するんだと思います。
そういう意味で現実をちゃんとみる仕掛けは割と機能しやすいと僕は思ってます。さらそれを他人に話す機会とかあればもっと強化されます。

ゴルディロックスの原理

行動の難易度がかんたんすぎても難しすぎても、退屈になってしまう話。ちょうどいい行動の難易度を設定できると楽しいですね。

好き勝手書きましたが、こんな感じ。
改めて習慣の形成について勉強になったので読めてよかったなぁ。

すすめてくれたKさんありがとう。

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