魔法少女ハルキの憂鬱
ほとんど無職同然に仕事がないので仕方ない、個人でライターの仕事でもするかと思い複数のサイトに登録した。しかし本当に全くやる気が起きない。結局今のところ案件を少し流し見することしかしていない。
先日はじめて村上春樹の通読に成功した。『ノルウェイの森』に何度も失敗してきたので『海辺のカフカ』に挑戦したら最後まで行けた。村上春樹を読んだことがないと何が困るかというと一番は村上春樹のパロディがわからないことだと思う。ということなのでもう一作くらい頑張って読んでみたい。村上春樹は今や基礎教養である。
最近は村上春樹に学びデューク・エリントン(ジャズである)を聞いている。聞いてみたらよく行く喫茶店で流れていた曲だと分かり、その喫茶店にいるような気分になれるのでよく聞いている。環境音楽として非常に優秀。あとは乗代雄介の影響でおジャ魔女どれみの主題歌「おジャ魔女カーニバル」を気つけに聞くようになった。朝起きてエアコンをつけてベッドから出る前に聞くのだ。元気でるよ。オススメ。最近鬱の傾向が出始めているのでおジャ魔女と日光浴で乗り切りたい。
誕生日が迫っている。先ほど誕生日を祝ってくれるイベントが発生しそうになったのだけどあまりに嫌すぎて気づいたら泣いていた。ので断った。断ったら何のことはない、すんと楽になった。誕生日が嫌なのではなく誕生日を祝われるのが嫌なんだと思われる。去年は本当に災難だった。前職には新入社員の誕生日を当日みんなで祝うという恐ろしく悪趣味な風習があり私も例に漏れずその風習の生贄となった。今年はあれがないだけマシだ。しかしこれだけ嫌がっておいてなんだが何がそんなに嫌なのだろうとも思う。嫌なものは嫌なのだがそれがなぜなのか、まだ自分でもよくわかっていない。
しかし私にとって誕生日というのは自分と向き合う非常にデリケートなイベントであることはたしかだ。だからなるだけそっとしておいてほしいのである。普段通り粛々と、それこそ日本の正月のようなテンションだ。私の一月はしけている。一年で一番嫌な月かもしれない。寒いし。誕生日は普通に映画観て喫茶店行ってビール飲んで寝るでしょう。それでいいのである。それを「寂しいね」などとくさしてくる他者さえいないければ寂しくなどないのだから。
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