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冬空の下で散歩、「猫」あいみょん、深夜書店。

 いとおしさは、風みたいなもの。
 涼やかに、ときに温かくも、
 そよいでいる、
 穏やかに、ときに激しくも、
 ゆらしていく、
 こころの地に咲く花を、、。

 植物は根っこさえ枯れなければ、
 いつか芽を出し、花を咲かせたり実を結んだりすることができるという。

 ひとの心も同じ、。
 心にも花が咲く、
 そして枯れてしまうことがあるのも、。

 花が咲くような笑顔を知っていたから。

 どんなときでも根っこだけは枯らさないようにと、耕したり、糧をあげたりすることが大切。

 いちどでも咲いてみせた、との想いも、。

 最近、故郷地の町並みや風景を画像で観る機会も増えた。
 SNSで故郷地の景観を投稿するかたとつながっている。
 面識のある知人でも友人でもないが、。
 SNS時代の恩恵といったところか。

 その影響でもないのだが、。
 ここ数日、近所のお世辞にも綺麗ではない河、夜の水路に映る光をながめたりする。
 スマホで景色を撮影してみたり、、。

 今現在の社会情勢をよく考慮しながらのことだが、住まい地域で散歩をすることが増えた。
 冬空の下を、独りで。
 日々、が移ろうなかであれこれ想いを馳せるひとときとしても、。
 風が涼やかに、ときに温かくも、心身に沁みいる。
 そそ、。

むかし、むかし、
あの日冬空の下を、ふたりして歩いてた
月をみつめながら
寒かった、
けど、おまえの手のあったかさ、よくおぼえてる

故郷地の空の下
深夜の道、月あかりに影がゆれてた

家々の灯りが

なんともせつなくて

俺らは何してるんやろうなぁって、
微笑んで、ふたりして笑った、

冬に咲いた花のように、。

 と、。
 詩のようなもの、を寄り添わせて。
 面影、のことを想いながら、住まい地域で散歩をした。
 「‶俺(詩人)〟・・・ってのも笑える、」なんて意見。
 一文字ちがうだけの名前の母娘女性から云われるのも心外でもあるわけだから。
 
 とはいえ、まったく用事もなくうろうろしてるわけでもない、、。
 買い物ついでの散歩、散歩ついでの買い物だ。
 近所のコンビニ店や少し離れたコンビニ店のとなりにあるお持ち帰り専門のたこ焼き屋。
 店員さんの笑顔に魅了されることもあるには、ある、、(笑)。

 ささやかな温もりへの感謝、それだけでいい、俺(詩人)は。
 さみしさ、にのみこまれてはいけない。
 孤独、から逃げない。孤独を尊重して、。
 そそ、
 生きな、生きなあかんねん、と。

 散歩してたら、ふいにツーンと鼻から目頭にこみ上げてくるものがあった。
 細い路地の先から、、。
 猫、の鳴き声。 
 街角の詩、のように懐かしく聴こえてきたから。

 むかし、むかし、
 あの日冬空の下を、ふたりして歩いてた
 そんなひとときのように、、。

 要請期間中前に知人女性のカラオケで聴いた。
 俺(詩人)にしたら、たまらんわ~な曲も思い出した。
 
 動画↓。あいみょん「猫」4分26秒

 【歌詞】
【夕焼けが燃えてこの街ごと
飲み込んでしまいそうな今日に
僕は君を手放してしまった

明日が不安だ とても嫌だ
だからこの僕も一緒に
飲み込んでしまえよ 夕焼け

だけどもそうはいかないよな
明日ってウザいほど来るよな
眠たい夜になんだか笑っちゃう

家まで帰ろう 1人で帰ろう
昨日のことなど 幻だと思おう
君の顔なんて忘れてやるさ
馬鹿馬鹿しいだろ、そうだろ

君がいなくなった日々も
このどうしようもない気だるさも
心と体が喧嘩して
頼りない僕は寝転んで
猫になったんだよな君は
いつかフラッと現れてくれ
何気ない毎日を君色に染めておくれよ

夕焼けが燃えてこの街ごと
飲み込んでしまいそうな今日に
僕は君を手放してしまった

若すぎる僕らはまた1から
出会うことは可能なのかな
願うだけ無駄ならもうダメだ

家までつくのが こんなにも嫌だ
歩くスピードは君が隣にいる時のまんま
想い出巡らせ
がんじがらめのため息ばっか
馬鹿にしろよ、笑えよ

君がいなくなった日々は
面白いくらいにつまらない。
全力で忘れようとするけど
全身で君を求めてる
猫になったんだよな君は
いつかまたあの声を聞かせてよ
矛盾ばっかで無茶苦茶な僕を
慰めてほしい

君がいなくなった日々も
このどうしようもない気だるさも
心と体が喧嘩して
頼りない僕は寝転んで
猫になったんだよな君は
いつかフラッと現れてくれ
何気ない毎日を君色に染めておくれよ

君がもし捨て猫だったら
この腕の中で抱きしめるよ
ゲガしてるならその傷拭うし
精一杯の温もりをあげる
会いたいんだ忘れられない
猫になってでも現れてほしい
いつか君がフラッと現れて
僕はまた、幸せで】

 大切な存在たちを想う、、。
 どうしようもない、やるせなさも、。
 さみしくなったり、するのも生きてるんやから自然なこと。
 心のゆらぎを落ちつかせるには、身体を動かしてみると、。
 心、あっての肉体なんやし。
 散歩、が心地いいのもそういうことなのかもしれない。

 いとおしさは、風みたいなもの。
 涼やかに、ときに温かくも、
 そよいでいる、
 穏やかに、ときに激しくも、
 ゆらしていく、
 こころの地に咲く花を、、。









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