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夏のフランス旅行記⓪|思い立ったが吉日編

今年の夏にパリに行こう、という話が出たのはおよそ1年半ほど前。パリオリンピックのサッカー決勝のチケットに申し込んでみた、と旦那からの事後報告があってからでした。

この時はまさかサッカー決勝のチケットが取れるとも思っていなかったので、「へー、当たるといいね」と人ごとのような態度。そんな会話も忘れた頃、「チケット取れた!行くやろ?」と。え、ほんとに行くの?まあせっかくの機会だし…とあまり乗り気じゃない私をよそに、行く気満々の旦那。

去年の夏頃、フランス旅行の費用を調べてみる。某旅行サイトを見ると、オリンピック期間中ということもあり1人あたり100万近く必要との記事。

セレブ旅行かよ、こちとら一般市民ぞ。ということで、諦めてチケットは公式リセールに出そう、と主張する私と、とりあえず旅行会社に行って聞いてみようという旦那。

フライトの予定が出るのが年明けくらいだと聞いたので、旅行会社に聞きにいってみると、飛行機代だけで安くても50万近くかかると。プラス宿代が40万近く。この時点で2人で100万近く。ひえー。絶対無理、高すぎると旦那に申告し、行くのは諦めようと説得しました。

しかしこうと決めたら諦めずとことん調べ尽くす彼、旅行会社を通さず自分たちで手配したらこれくらいで済むよ、とプレゼンをしてきました。こうなると折れないことはわかっているので最初は渋々了承、ということで2024年夏、パリ行きが決定しました。

海外旅行は久しぶり、しかもヨーロッパは初めて。乗り換え便は不安なので、今回はエールフランスの直行便を選択しました。

飛行機が取れたら速攻でホテルを予約。5ヶ月前に予約しましたが、パリオリンピックのこの時期、安くて綺麗そうなところは連泊できずすでに満室。

検索条件としては▽

①空港からのアクセスを考えオペラ座の徒歩圏内
②治安がいい
③各所へのアクセスが良好
④宿泊費は2人で30万以内に収める


この条件で当てはまるホテルを探しました。行ってみないとわからないところはあるけれど。というわけでひとまず移動手段・宿泊先は確保です。

当初旅行会社で聞いていたより1人20万ほど安くなりました。飛行機は自分たちで予約するのに色々手間取ったけど、値段と手間を天秤にかけたら迷うことなく手間を選びます。

これはパリオリンピック期間中で何かと値上がった料金なので、通常ならもっと費用は抑えられるんだろうな…と支払月の引き落としに慄きつつ。

日に日に加速する円安に怯えながら、旅行準備を進める日々がスタートするのでした。

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