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夏のフランス旅行記③|オルセー美術館

この日は朝イチでオルセー美術館へ。
パリの美術館といえばもちろんルーヴルだけど、好きな作品が多く展示されているオルセーに行くのも楽しみにしていました。

ホテルの最寄りであるサン・ラザール駅からはメトロで3駅。パリの観光地、コンパクトでほんとに回りやすいです。この駅は市内から郊外までさまざまな場所にアクセス可能なので、すごく便利でした。

オルセー美術館
周りのマンションもかわいい建物

オルセーはミュージアムパスでは時間指定ができないのですが、優先レーンから入ることができます。開館10分前に並んでも前に数組しかいなかったので、人の少ない時間に好きな作品を楽しむことができました。

セキュリティーチェックを受け、目の前に広がるのは画面の向こうで散々見たオルセーの風景。

ここで心躍ってついゆっくり見たくなるのですが、お目当ては5階なのでまずは最奥のエスカレーターで5階へ行きます。印象派の作品をじっくり見たい、という方は朝イチでまず最上階から行くのがおすすめです。ほぼ全ての作品を独占状態で見ることができました。

大時計前も1番乗り
至高の時間
あまりに有名な作品ばかり
ピンクの使い方が美しすぎる
絵から伝わる空気の清々しさ
これが見たかったモネのサン=ラザール駅
ルノワール こんな風に緑が使えたらなぁ
カイユボット そこはかとない仄暗さが好き
実物見て好き!となったピサロ
このあとツーショットも撮りました

あいにく見たかったゴッホの「星降る夜」は貸出中なのかありませんでした。残念。来年の神戸のゴッホ展にきてくれたらいいなぁと思います。

5階にあるカフェの横を抜けると、屋上からセーヌ川を眺めることができます。この日屋上に出ていちばんに目に入ったのは、セーヌ川の向こう側。

存在感を放つ球体

無料チケットが争奪戦で全然取れなかった聖火が丸見え!近くで見るよりパリに溶け込んだここからの風景が好きでした。

目の前の彫像もさることながら、ここから見えるパリの街並みがとても美しい。心地よい風を名残惜しく思いつつ展示に戻ります。

次はここでお茶したい
新印象派 スーラの作品
気が遠くなるような点描

この階だけで1時間以上いたのですが、この頃には有名作品の前は人だかりができていました。5階の作品を見終えたら再び地上階へ戻ります。

さすがに混み合ってきた
足元にはパリの街の模型が
石の組み合わせが美しい
どうしても見たかった1枚、落穂拾い
このルノワール日常感あって好き
これもオルセーにあるんだ!という驚き
猫界隈で有名なピエールボナール
なんてかわいい作品

1階は人も作品も多く、作品のパワーに圧されて途中でバテてしまいました。2階は座れる場所も多いので、休み休み進みます。

これくらい引きで見るのがちょうどいいかも
2階の人気者
地獄の門 石膏原型がここにあるとは知らなかった
美しい絵のはずなのに怖さを感じる
空間演出が素晴らしい

半日かけてたっぷりと堪能しました。

本当はこのあともうひとつ美術館に行けたらと思っていたんだけど、もうお腹いっぱいです。セーヌ川沿いを散歩しながらホテル方面へ向かいます。

この付近の景観が圧巻だったんですけど、あまりに人が多いのと暑いのとでゆっくり楽しむことなく足早に通り過ぎてしまいました。

川向かいから見たオルセー
ホテル周辺とは違う雰囲気
意外と間近で見れた
黄金のジャンヌダルクを発見

途中いろいろ気になるお店があったけど、私よりも旦那の方が疲れてそうだったので寄り道せずに戻ります。

夕方からのメインイベントに備えて、ホテルで休息をとりました。

夕方に続く▽

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