見出し画像

夏のフランス旅行記②|市内観光、ベタだっていいじゃない

パリ2日目。
時差ボケ対策であまり飛行機で眠らないように!と思っていたのに結局ぐっすり眠ってしまい、0時に就寝して4時頃に目が覚めてから全く眠れず。起床時間の7時までスマホ見ながらゴロゴロするところからスタートです。

初日は時差ボケを懸念して時間指定のある予定を夕方まで入れていなかったので、その日の体調を見て計画を変更できるようにしていました。お互い体調の変化も見られなかったので、初日は「パリといえばここでしょ!」という観光地を巡ります。

初めてのおフランス、旅の途中で出会った人に「ベタですね!笑」と言われるほど初心者ルートを巡りました。ベタでもいいんです、だって初めてなんだもの。

というわけで朝からホテルを出発しまずはエッフェル塔を目指します。

パリ市内の移動はほぼメトロだったんですが、スリも多いと言われているメトロ。アジア人は珍しいのか視線を感じることも多々あり、乗り慣れるまでは緊張して周りを警戒しまくってました。

結局滞在中危ない目に遭うこともなく、オリンピック期間中ということで主要駅にはボランティアの方も多かったのでわからないことはすぐに尋ねることができました。街中の至るところに銃を携えた警察官がいて、警備度MAXの時期に来られてかえってよかったです。

エッフェル塔近くの駅で降りると、観光客らしき人がたくさんいてほっとする小心者。

セーヌ川を挟んで見るエッフェル塔

これぞザ・パリの風景!エッフェル塔の高さは東京タワーとほぼ同じらしく、想像よりも小さく感じました。

セーヌ川を渡り、緑の豊かな歩道を抜けて歩きます。途中、若者で賑わっている写真スポットを発見。

街並み越しのエッフェル塔

写真撮影を楽しむ人に紛れて映え写真を撮ってもらいました。

どこを切り取っても絵になる

街中を使って行われているオリンピック、普段は通れるところが規制されていたりで入れない場所もたくさんありました。それでも今しか見られない風景に、思い切って来てよかったとしみじみ感じます。

今だけのオリンピックマーク
チケットを持っている人しか近づけず
向こう岸へ渡る橋も閉鎖

エッフェル塔は眺めるだけと決めていたので、次の目的地へ向かいます。歩いて街並みを楽しんでもいいんだけど、時間短縮のために今回はメトロを利用しまくりました。

お次は凱旋門へ向かいます。

横から凱旋門

思ったところに出られなくてハテナマークの私。ロータリーをぐるりと回って正面へ。

こちらはパラリンピックマーク
これがかの有名なシャンゼリゼ
下から凱旋門

凱旋門はパリミュージアムパスを利用して入ることができます。チケット列が出来ていたのでどこから入ればいいかとウロウロしていると係のお姉さんが「パス持ちはこっちやで!」とセキュリティ検査場まで直行で連れて行ってくれました。持っててよかったミュージアムパス。

ひたすら螺旋階段を登る

狭い螺旋階段で目が回ります。途中のくぼみで休憩してる人もいました。お土産屋さんのある階に来たら、あと一息です。

パリの街並みを一望

この日のパリの気温は最高26℃。日差しは強いものの風がカラッとしていて快適に過ごせました。

凱旋門を出てシャンゼリゼ通りを歩きます。

Appleもシック
さすが華やかなヴィトン

お腹が空いたので通りがかりのスーパーでパンを買ってひと休み。

グラン・パレを眺めながらランチ
日本とは違う風景だなぁ
オリンピック関連ショップが立ち並ぶ

グラン・パレの向かいの建物が綺麗だったので眺めていると、どんどん人が吸い込まれていく。なんの建物かなと思って調べてみると、プティ・パレという無料で入れる美術館とのこと。

煌びやかな入口

せっかくだし行ってみよう!と軽い気持ちで入ったのですが、ここがすごかった!これ、無料でいいんですか?と思ってしまう作品の数々。展示されている作品もさることながら、建物としても見る価値大ありでした。

エントランス
入ってすぐこの美術品の数々
レースの精巧さがすごい
ブースごとにがらりと雰囲気が変わる
モネっぽいなと思って近づいたらモネだった
どの部屋の天井も豪華
近代アートの部屋も

じっくり見てたら2時間くらいかかりました。これが無料で見れるってすごくないですか?さすが芸術の都。

さすがに歩き疲れたので一旦ホテルに戻ります。30分ほど仮眠して、私がパリでどうしても行きたかった場所へ。

オペラ・ガルニエ

私映画のオペラ座の怪人が大好きで、歌もセリフも覚えるくらい何度も何度も見てました。気心知れた友人とのカラオケでは必ず「Phantom of the Opera」を1人で歌ってたな。自己満足がすぎる。

正面から見たかったなぁ
見学者入口

あいにく正面の壁面は工事中で見られず。しかし裏口も荘厳な佇まい!

ここも事前に日時指定券を購入していたので時間になってから入場です。オペラ座はミュージアムパスには含まれていないんですよね、残念。

オペラ座といえば中央階段。ここではみんな譲り合いながら撮影を楽しんでいました。人があまり入らないように上ばかり撮ってたら大階段の写真がないことにあとから気づく私。なんというミス…しかし目にはしっかり焼き付けました。

映画のセットかな

この旅行中、旦那が「いちばん感動した」と言っていたのがロビーにあたるグラン・ホワイエ。一面豪華な装飾はキラッキラのピッカピカでまさに息を呑む美しさでした。

この輝きよ

観客席は遠目から。シャガールの天井画も見ることができます。

半シャガール
現役の舞台場

そして!私のお目当てだった「5番ボックス席」。オペラ座の怪人の劇中で、ファントムが自分のために空けておくよう指定していた彼の指定席です。

ボックス席のいちばん奥
よく見ると金プレートに文字が刻まれてます
直訳したら「オペラ座の幽霊の箱」でした

中に入ることはできませんが、ここからクリスティーヌを見守っていたのだと思うと切ない。国を跨いで聖地巡礼することができて感激です。来る日も来る日も劇中歌を聴きながら過ごしていたあの頃の私に教えてあげたい。

見学を終えてもまだ17時過ぎ。とはいえ初日から遅くまで歩き回っては体力がもたないだろうと思い、スーパーで夕飯を買いホテルで食べました。

この日の1日の歩数は23,000歩。初日からよく歩いたなあ。前日眠れなかったこともありこの日は22時前には夢の中でした。

3日目へ続く▽

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?