泣く

今日はスタジオが最後の日で、しかし、一番最後のクラスにしか出られず、でも、追っかけのようにクラスに出てるポーラーだったから、張りきっていた。

はず、だったんだけれど、向かう途中に、何度も、今日は止めておこう、と思った。スランプな上に、Lは厳しくて、私は毎回びびってるし、しかも、何だか、気を許しているアジア系に会うと、ものすごく泣きそうになってしまう。

なるほど、近寄っただけで、びびってるけど、尊敬してるし、可愛らしいし、何だか気を許してるんだなぁ、と、ふと気がつく。

道すがら殆ど泣いていたけれど、スランプのままショーに出て、ますますスランプになってるアタシに、別のLは、何があろうがやるのが大事、と励ましていたから、その言葉を胸に、無理やりスタジオに向かった。

ヘルニアが出来ていて、手術するしかないそうで、急に飛び出したり、何だかんだすると救急に行かないといけないので、何だか思いっきりは踊れなかったけれど、でも、全く練習してない割には出来て、ホッとした。

Lはスタジオに入ったらニッコリ笑って挨拶していたけれど、アタシはビビっていて、表情が凍っていたと思う。同じように追っかけてクラスに出てるメチャうまいお姉さんは、いつものように無口。仲良くなりつつあるスタッフに帰りに挨拶したら、ハグしに駆け寄ってくれて、それもまた泣けた。

色々あって、しんどいと思う。助けてくれる人に繋がっても、うまくお願い事を分散して、辛い気持ちも分割して、関係が長く続くように心を砕いているので、泣くに泣けなくなってる気もする。

しかし、そうして、人のと境界を強く持つようにして、相手にも、境界を強く持ち、それでも私も状況もコントロールしようとせず無理もしない、頼れる人たちをきちんと選んで、少しづつ前に進もうとしている。

私は相変わらず、人前では泣けないので、どんなに辛くても人に会うと、ゆったりと笑っているんだけれど、本当に安心だと思う人の側では、心が泣き崩れることもあり、まだ、結構ギリギリ。

でも、色んなことに前向きになって、年を越したいと思う。

みなさんも、一年お疲れさまでした。読んでいただき、ありがとうございます。来年も、ぜひ良かったら、のぞいてみて下さいね。

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