大学教員のお仕事3 番外編
こんなことを書くと怒られるシリーズの3は、番外編で、大学教員のたまごの大学院生のサイドワークの話。
日本の社会科学の研究者というのは、ある意味で、本のコレクターだ。自然科学の場合は、英語のオンラインジャーナルが既に主なので、これには当てはまりにくい。
さて、本のコレクターだということは、古本の目利きだということだ。つまり、研究者のたまごで、それなりの人なら、かなりの古本の目利き、ということになる。
そうすると、可能なサイドワークは、古本を売ることになる。
転売という風に言うと、法律にひっかかるかもしれない。
しかし、社会科学系の大学院生っていうのは、基本的に本の虫である。なので、100円とかでたたき売りされている本も、気張らしに読んだりするし、その中には信じられないお宝が紛れていたりする。それを、自分が読んだ後、もう要らないしと売れば、小遣いが入る。
ということで、古本屋を巡って、読みたい本を見つけて読み、置場所もそんなにないから即売りに出すという日常生活を送っているだけで、生活できる。
そんなかんじ。