渇望: 精神障害を解きほぐす9
渇望は、恐ろしいほどの原動力になる。と同時に、人を滅ぼすほどの力を持つ。
人を殺し、自分を見失わせる。
自分が人を愛する時に、何を原動力にしているか、分かった。パートナーでも、ブロマンスでも、ルームメイトでも、友人でも、仕事仲間でも、何でも。ある程度は同じ。
トラウマの再演とは、リベンジ。得られなかった、どんなに求めても得られなかった、母の愛を、私への専心する愛を得られなかった、そのことへのリベンジ。
だから、与えてくれない人に、自分と同じ量を与えてくれない人に、与えてほしい、私を愛してほしい、助けてほしいと、求め続ける。
ラブアディクション。一番強い依存。
タバコをいくら吸っても、酒をいくら飲んでも、買い物をいくらしても、救われないし、振り向いてくれない人を振り向かせようとしても、同じ。あるいは、尚更。
逆もしかりで、だから、私は私の方を完全に向いている人には、興味がなかったのかもしれない。
しかし、トラウマの再演が、過去の未解決の感情や関係が現在の関係に影響を与えることを意味するなら、私にはこれをプロセスしきれる。乗り越えられる。結構簡単に。
ジャブが左である理由を説明されて理解すると、考えなくてもジャブとして左手を出せるようになるロジカルシンキング馬鹿なアタシで、本当に良かった。
もちろん、心も身体も痛い。しかし、乗り越えられる。
なぜなら、そう信じるから。