天時信哉の徒然ノート【解釈の再考】
こんにちは、フォーチュンカウンセラーの天時信哉です。
結果があなたの思い通りにならなかった場合、そのことに影響されず、自分の前向きな気持ちを保っていくためには、その結果に対し、「新しい視点や可能性の見つかるチャンス」と捉えていくことが大切だと思えませんか?
そこで、今回の記事は、結果に対する意味づけを変える“リフレーミング思考”についての心がけとトレーニング方法のご紹介です。そもそも、リフレーミング思考とは、物事や出来事の見方を意図的に変えて、ネガティブな状況にも新たな視点やポジティブな意味を見出そうとする思考法を言います。
①リフレーミング思考の意味と効果
リフレーミング思考を取り入れることで、ストレスや自己否定の感情を減らし、ポジティブなエネルギーに変換できます。特に、予期せぬ結果や困難に直面した際、「なぜ自分だけがこの状況に?」ではなく、「この経験から何を得られるか?」と捉えることで、前向きな行動が促されます。
②リフレーミング思考を身につける心構え
・客観的な視点を意識する
一つの出来事には複数の捉え方があると心がけることで、否定的な感情に引きずられることを防ぎます。
・一時的に距離を置く
ネガティブな感情が強い時は、感情が落ち着いてから再びその出来事を捉え直すと、新たな視点が見つけやすくなります。
③リフレーミング思考の具体的なトレーニング方法
・ポジティブ再解釈の練習
日々の小さな出来事にも、ポジティブな見方を意図的に考え探します。
⭐︎例えば、交通渋滞に巻き込まれたとき、「遅れる」と感じるのではなく、「音楽やポッドキャストを楽しむ時間ができた」と再解釈します。
・問題を「機会」として捉える練習
困難や失敗が起こった時に、「この経験を通じて学べることは何か?」と問いかけ、成長や改善の機会として捉えます。
⭐︎例えば、仕事のミスであれば、「次にどう改善できるかを学ぶ機会だ」と考え、失敗を自己成長の一環とします。
・記録をつけて成長を確認する
困難をリフレーミングできた経験や、その時の新しい視点を日記に書き残すことで、成長を感じられると同時に、リフレーミング思考がより定着します。
結果がどうあれ、その経験を次への学びとして自己成長の糧と捉えていくあなたに、良い運気はきっと呼び寄せられていくことでしょう。
作家の瀬戸内寂聴の言葉です。
『いいことも、悪いことも変わる。どんな辛い目にあって、どん底だと思っても、それは続かない。だから、心配することはないの』
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