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有機農業フォーラム
令和5年5月20日(土)
鹿児島県有機農業協会主催の第23回有機農業フォーラムinKAGOSHIMAが開催され、「ありのまま分校」のメンバーでオンライン参加しました。
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鮫田晋氏による「オーガニック給食を私たちの街で」と題した千葉県いすみ市の取組みの公演の後、質疑応答が行われました。
いすみ市では、有機農業者ゼロから4年で産地を形成、学校給食の有機米使用率100%を達成。
・学校給食における残食の減少
・イメージアップと認知度向上
・移住者の増加
・農産物のブランド化
・農業所得の向上
・新規就農希望者の増加
などの成果を上げています。
南さつま市では給食用食材として、低農薬・低化学肥料の「特別栽培米」を、有機野菜は全体の約1割をありのまま分校関係者より納入しています。
また早くから給食無償化に取り組んでおり、安全で良質な給食を子ども達に提供する努力をしています。
受講後、有機野菜の割合をさらに上げるには、収穫した野菜を長く納入する為の簡易加工と保存についての工夫が解決のカギになるのではなどの意見が出ました。
今後も我が市の農業と給食のありかたについて、考えていこうと思います。