ferm LIVING Stories vol.38 総集編、その1。
今週お届けするのは、過去のインタビューの総集編です!
スタートして30回を超えた ferm LIVING Stories。
これまで登場した彼女たちの「ferm LIVING のある風景」を、もう一度のぞいてみましょう♪
見逃していた素晴らしいインテリアのアイディアや、今だからこそ心に刺さる言葉に出会えるかもしれませんよ。
■Agnese Kleina の場合
コンセプチュアルマガジン『BENJI KNEWMAN』の編集長であり、ラトビアのアートシーンにおける中心人物でもあるAgnese。
「自分を飽きさせないことが大切だ」という言葉を胸に、仕事も住む場所も変えて人生を新たにスタートさせた彼女が住むのは、誰も見向きもしなかった古いアパートで、その細かなディテールに惚れ込んだそう。
コンサルティング会社を辞め、イチから雑誌をつくり届けるという挑戦の日々を過ごすのだが、そもそも学生の頃には日本の広島で留学生活を送るなど、彼女の人生は、常に未知なるものへの挑戦に知らず知らずのうちに満ち溢れていたようだ。
〜 インテリアで気に入っているのは洋服のように消耗していかないこと。
時間が経てば経つほど美しく変化していくものもあって……。
だからこそ、見た目って大事だと思うの 〜
その言葉の通り、彼女の家のインテリアはまるでアートギャラリーや美術館のよう。アパートの持つ独特の雰囲気と不思議なアートの世界が融合する室内に、ferm LIVING のアイテムがさらりと馴染んでいる。
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■Luise Vindahl の場合
ベジタリアンフードのウェブサイト『Green Kitchen Stories』の創設者であるLuise Vindahl は、夫の David と3人の可愛い子供たちとともにスウェーデンで暮らしている。
ブログ、5冊の料理本、アプリ、様々なソーシャルメディアの番組で世界に発信されている彼女の気取らないカラフルな料理の数々は、『Green Kitchen Stories』創設以降も変わらず人々の目も舌も魅了し続けている。
〜 いかにシンプルで美味しいベジタリアン料理を世界に紹介できるか 〜
これは彼女がずっと大切にしていることだ。
いま世界中で抱える環境問題の観点から、若者を中心にベジタリアン人口が増えつつある現在、彼女のこの思いはきっと多くの人に届き食生活の転換に
良いきっかけを与えていることだろう。
連載では Luise 特製のおいしいグリーンジュースレシピも紹介してくれた。
【材料】(カラフェ1個分の分量)
きゅうり 1本
セロリ 小1束
トスカーナケール 小1束
りんご2個(芯付き)
レモン 1個(皮をむく)
新鮮な生姜 5cmほどの大きさ
【作り方】
1:すべての材料をよく洗い、小さくカット
(お持ちのジューサー入るサイズにカットすればOK)
2:材料を一つずつジューサーにかける
3:出来上がったジュースをスプーンでかき混ぜる
4:カラフェに入れて、完成!
まだまだ蒸し暑い日が続くこの季節、冷やして飲めば心も体もさっぱりリフレッシュできそうですね!!
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■Jin Ahn の場合
韓国のファッション業界からロンドンに移住した Jin Ahn は、園芸家でありConservatory Archives 創設者だ。
彼女の手がける植物を使った空間のデコレーションは、Instagramで爆発的に注目され、そのフォロワー数は増え続けるばかり。
自宅兼アトリアでもあるこのアパートは古い工場の中にあり、かつてはアトリエとして使われていた。驚くほどの数の植物が息づくこの室内で、ferm LIVING のアイテムたちが静かに存在感を放っており、どこか神秘的な光景でもある。
Bau Pot に植えられたスラリと伸びる緑の枝葉は、どこかオブジェのようにも見える。まるで密林の奥地に静かに足を踏み入れたかのような冒険心をくすぐられる特別な空間には、恋人と愛犬という頼もしい相方もいる。
〜 植物が単なる流行の一つではなく、私たちのライフスタイルになると信じています 〜
彼女のこの言葉に、植物たちへの深い愛情を感じることができる。
様々な場所に飾られている Muses Vase は、どうやら彼女のお気に入りのようだ。雨の多いイギリスで暮らしたからこそ、室内の観葉植物にフォーカスするようになったと語る彼女にとって、「完璧な存在」ではない植物との暮らしが心の底から楽しいようである。
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いかがでしたでしょうか。
総集編、というか振り返り編 その1。アイテムの取り入れ方にも個性がしっかり出ていて、写真を見るだけでも楽しいものですね♪
彼女たちのストーリーもドラマチックで非常に面白いので、ぜひお時間があるときには再読してみてください!!
それでは、次回もお楽しみに〜