旅立ち
今夜、寝る前のひと時、こざる達が眺めているのは安野光雅さんの『旅の絵本』、りこちゃんと こざる達が大好きな絵本です。昔から、何度も何度もページをめくって 隅々までよく眺めて いろいろなことを思ったり考えたりしてきた本です。「いつも本の最初と最後は、旅人が何処からか来て、そして何処かへ行くんだ。」最後の頁をめくって、本が終わっても、旅は続いていきます。「次の旅は、どんな旅なんだろう?」「どんなところに行くんだろう?」こざる達は ぼんやり考えます。
実は りこちゃんの古くからの大切な友人の訃報が届きました。こざる達もとても親しくしていて、高齢ではありましたが りこちゃんより10ほど若く、まだまだと思っていて突然の旅立ちでした。「師走は クリスマス、お正月が来るワクワクした嬉しさが満ちているけれど、いつも少しの寂しさが混ざっている感じがするよね。」こざる達、うんうん頷きます。コロナ禍もあって ずっと会っていませんでしたが、もう会えないんだと思うと とても悲しく とても寂しいです。