少ない服でおしゃれをとことん楽しむためのルール ~自分なりのファッションのこだわりをつかむために行動した2つのこと~
まずはこちらの写真をご覧いただきたい。
2021年のわたし(向かって左)と、
2020年のわたし(向かって右)。
下手をしたらおなじ人に見えないかもそれないが、おなじ人である。
その事実を全力で保証しよう。
この2つの写真の間に、わたしが行動したことは2つ。
その1
コーデ自撮写真を、雨の日も風の日も晴れの日もうまく撮れない日も、とにかく1日1回全身自撮りする。
(余裕が出てきたので、途中からInstagram投稿も始めた。)
その2
購入アイテムは3つまで
かつ、
月予算5000円以内におさめる。
どうしてこんなルールを決めたのか?
実践していくとどんなことが起こったのか?
これは「少ない服でおしゃれを楽しむ」を掲げた身長148cmの人間の、長い(かもしれない)物語である…
コーデ自撮り写真を、とにかくどんな日も撮り続けるとどうなるか
画像でお伝えするならなば
右から左に変わったよ☆
以上!
・・・なのだが、それでは何にもおもしろくないので、もう1つ事実をつけたそう。
両者の写真の間には1年近い期間が空いているのだが、右の写真を撮ったころのわたしはこのコーデを
「めちゃめちゃイケてるやん!」
と思っていたのだ(ドヤ)。
自分が見えないとは、こんなにも恐ろしいモノナノカ…
しかし毎日毎日、自撮り写真を撮影し続けると、さすがに気がつく。
(一応、それなりの判断力はあった)
「あれっ?この服、サイズあってなくね?」
「この3年前のズボン、形がもはや体型に合ってなくね?」
「カラー診断の本でオススメカラーだったから買った靴だけど、わたしがはくとなんか浮いてね?」
こうした目隠ししても浮き出てくる事実を、過去写真と最新写真を比べることで、まざまざと突きつけられたのである。
正直、自分的にはしんどいのだが、でも安心してほしい。
自分のフォトの中の写真なんて、自分しか見ない。
そこにどんなにダサい自分がいようと、他の方にはなんの迷惑にもならないのである。
だから全然大丈夫である(ドヤ)。
それよりも、自分がダサいという事実とまず向き合うこと。
まざまざと自分に自分で見せつけること。
そのために大事なのは
・頭から靴まで入れた全身を写真に撮る
・保存する
・ときどき見比べる
ことなのである。
ちなみにわたしも最初の頃は、撮影してスマホのフォトに撮りだめているだけだった。
ただ、あまりにコーデがダサいなということに気が付いてから、「このダサさから改善するのかを見てもらったほうが、自分も他人もおしゃれになってやるぜ☆というやる気が出るのではないか??」と考えたため、途中からInstagram投稿し始めたのである。
そしてこれが、やり始めてみると結構おもしろかったので、なんと1年もInstagramにコーデ投稿が続いているのである!うむ!
(なんのひねりもなくてすいません)
Instagramのリンクはさりげなく記事の最後に貼ってあります!
さりげなくね!さりげなく!
1の章まとめ。
コーデ自撮り写真を、とにかくどんな日も自撮りコーデを保存し続けるとどうなるか
→ダサいコーデをしっかり自覚できる。
なぜダサく感じるのかを徹底的に観察してメモる。メモる。メモる。
この写真のカーディガンは、アイテム名と色は同じなのだが、サイズがちがう。
右の写真は腰まわりやお尻を隠そうとしてLサイズを選んだ。
しかし実用にまわしてみると、袖は長すぎてダボダボ、、まくりあげると布地がビニル紐の巻物かよ!っていうくらい膨らみ、ちょー合ってなかった。
また写真右のワイドパンツは、当時の時点で多分3年くらいは経っていたはずのアイテムだった(年数うろおぼえすぎ)。
はける、のだが、形がまったく体型にあっておらず、ネイビーというカラー診断的にはベストな色にも関わらず、ただ足がさらに短く見えるという残念すぎる結果になってしまったのである。
前述したシルバーのパンプスも、購入時はキラキラ輝いていたのに、この写真のおかげでドロシーの魔法の靴のように見えてきた。
魔法まで使えたら、万々歳だったのにな~(欲張りすぎ)
まったくもって、写真の効果とはありがたいものである。
しかし、あまり自分をディスりすぎると、今日を生きられないチキンハートなので、ここでわかったことを無理矢理ポジティブに挙げていこう。
赤ピンクのカーディガンは好き。
ネイビーワイドパンツは好き。
パンプスは好き。
トートバッグは好き。
そう。
サイズや細かい形はまったく似合ってなかったけれど、自分に合うアイテムを探して買い直しているということは、赤ピンクカーディガンもネイビーワイドパンツもパンプスもトートバッグも(トートバッグは買い直してなかった)も、アイテムとして大好き!!!!!なのである。
つまりこれが自分の定番アイテムというやつなのだ。
定番アイテムをつかんできたら、おしゃれは7割完成といっても過言ではない(多分)。
さあ、ここまできたらあと3歩!
次の章まで二足跳びでどうぞ!
あっ、待て待て、二足跳び待て待て。
右と左の写真の変化をまとめ忘れていたので、ここで箇条書きにしておく。
左の写真は右の写真に比べて、以下の点が変更されている。
・カーディガンのサイズを一年越しにL→Mサイズへ変更
・ワイドパンツを買い替えた
・トップスインというテクも使った
・髪型もばっさりベリーショートカットにチャレンジ
ちなみにカーディガンは右の写真から1年後、たまたま同じお店の値下げワゴンをのぞいたら、Mサイズが500円というスーパープライスで売られていたのでゲットできた次第である。
まったくもって、運がよかった。
運もおしゃれのうちである。
2の章まとめ。
なぜダサく感じるのかを徹底的に観察してメモる。メモる。メモる。
→似合わない理由を自覚できる
→自分が買い直してでも着たい定番アイテムがわかる
少ない服でもマジ生きられる。
ちなみに2021年夏のわたしの定番アイテムは
・白Tシャツ
(無地orプリントが下方に長すぎないもの、白紺のボーダー)
・ウエストゴムのマキシ丈スカート
・マキシ丈ワンピース
・サンダル(1足だけで生きられる)
・カーディガン
分類してみるとたったこれだけであった。
各アイテムの数も片手におさまるくらいなのだが、夏は自然乾燥でもすぐ乾く上、中には速乾性のアイテムもあるので、まったく困らない。
2021年7月は結果的に
・トップス4枚
・ロングスカート3枚
・ワンピース4枚(キャミワンピ含む)
・カーディガン3枚
計14着で過ごせてしまった。
アンビリーバボー。
しかもこのアイテムたちは、自撮りコーデで培った観察眼を駆使して探しだした本当に着たいアイテムであり、自分の体型に合っている(背が高くすらっと見えちゃう率高い)アイテムであり、扱いやすい(すぐ乾く、ノーアイロンかさっとなでるくらいのアイロン掛けでOK、洗濯機普通モードでザブザブ洗える)という、満足しかないアイテムたちである。
どんなにおしゃれで自分の体型に合ったアイテムであっても、高級すぎたり、日々ザブザブ洗えなければ、わたしにとっての心地よいアイテムとは言えない。
さらに言えば、被服費が家計を圧迫してしまってはもともこもない。
そこで登場するのが、2つ目のこだわりである。(登場おそくね)
購入アイテムは3つまで、かつ、
月予算5000円以内におさめる。(厳守)
少ない服でも生きられると気がついけたので、毎月たくさんの服を買う必要はなくなった。
なくなった、のだが、やはりまだまだ市中の服屋には誘惑が多い。
色違いアイテム。
今しか買えない限定アイテム。
今なら限定価格!
そんな言葉につかまりそうになり、1つ1つのアイテムは超プチプラにも関わらず、アイテム数が多くなってしまった時期があった。
するとアイテム数が増えるので、“少ない服”でおしゃれを楽しむことができなくなってしまうのである。
少ない服でおしゃれを楽しめると知っているのに買ってしまうこの矛盾。
ガッテム!(ってなんですか)
そんなシンデレラのように暗い小屋の中で泣いていたわたしのもとに降り立った魔法みたいなルールがこちら、
購入アイテムは月3つまで
である。
魔法に見えないけど、すんばらしいルールである。
しかも先の自撮りコーデ投稿により、自分の定番アイテムを知り、似合う形もつかめてきたため、買うときはだいたい買い足しではなく、買い換えとなった。
月3つまでの枠で、最大限自分に合うものを探し当てたときの喜びは、お宝ゲッドだぜ!のような感覚が凄まじく、アドレナリン放出もハンパない。
これだけで「わたし、しあわせ。」とベタなキャッチコピーを叫んでしまうくらいのしあわせが手に入るのである。
これぞプライスレス。
(いや、プライスは発生してます。買い物なんで)
しかしこの購入アイテムは月3つまでだけで過ごせた時期は、そう長くはなかったのである…
そう、被服費(うちの家計的には)大幅アップである。
もともとわたしは3000円を超えるアイテムを「高い」と感じてしまう人間だったため、必然的に手に取るアイテムは2999円以下がほとんどであった。
そのため、当初は特に被服費全体の予算を決めずにいたのである。
しかしある月、欲しいアイテムがことごとく2999円級というときがあり、購入アイテム数は3つにも関わらず、トータル額が5000円を越えそうになったことがあった。
(結局、ふんばったので越えなかったけど)
購入アイテム数3つまでが守れても、家計圧迫するくらいの額のアイテムを買ってしまっては本末転倒である。
家計を成り立たせつつ、おしゃれも楽しむ。
それこそこが、真の少ない服でおしゃれを楽しむ人なのだ!!!(個人的な定義です)
そこで追加された項目がこちら
購入アイテムは3つまで、かつ
月予算5000円以内におさめる。(厳守)
なのである。
このルールになってから、5000円以内で最大限の買い物ができたときの自分肯定感がハンパなくなった。
わたしはゲームはまったくしないのだが、おしゃれはゲームだなと錯覚し始めている。
まとめ・自分なりのファッションのこだわりとは
・自分に合った少ない服で、最大限おしゃれを楽しむこと。
これに尽きる。
自分に合った服を見つけるための手段としては、毎日自撮りコーデ保存が有効だし、続けていけば好き&似合うアイテムを身にまとえるようになり、おしゃれを楽しめるように必ずなる。
そしてそこに予算をしっかり組みこむことで、食と住を守りながら衣を楽しめるのである。
ちなみに自撮りコーデの効果はすぐにはでない。
見比べるためには最低でも数カ月は続けることをオススメする。
以上、最後までスクロールありがとうございました(ぺこり)
(2021/7月Instagramコーデ投稿より↑)(koyukiusagi148cmで投稿中)