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最低限ってなんだろう

こんばんは、こゆきです。
今日もアプリを作っていたら、あっという間に夜になっていました。

先週の金曜日から7日間でリリースするっていうとんでもない速度のプロダクト開発にジョインして、UIを設計したりプロダクトのコンセプトを引き出して、メッセージを整理してカラーやロゴに落とし込んだり。

経験もないし正解もないので路頭に迷いがちですが、それでも問題点を思い起こすことで、リリースまであと一歩。嬉しい…(泣)

この短期間でリリースするには、頭に浮かんできたアイディアをすぐにカタチにするチームにシェアする議論して進めるっていう流れが欠かせないのですが、私は余白のあるアイディアを見せることに対してかなり抵抗がありました。

だって根っからの完璧主義だったので…!

自分が思考できる範囲は全て納得のいく状態でないと、他人に共有することにためらいの気持ちがある性質なんです。

それでもここ数ヶ月完璧主義と向き合ってきたので自分への許容範囲は広くなっていましたが、「もう少し…!」とアイディアを抱え込もうとする葛藤とこの数日間何度も戦いました。

大変だったけどその分、スピード感重視のプロジェクトは私にとって良いトレーニングだったように思います。「整っていないアイディアを見せる or チームの開発が遅れる」っていう私にとっては究極の二択ですが、どう考えても重要なのは後者なので、捨て身でアイディアを見せに行きました(笑)

結果「案外いけるぞ」っていう発見と同時に、新しい問題をみつけました。

それは「人に伝わる最低限とは何か」ということ。

これまで自分の最大限を突き詰めてアイディアを磨いていたので、逆に最低限どこまで磨けば伝わるのかという考え方は新発想でした。だから今回、早すぎる状態でアイディアを出してしまって、チームに伝わらないっていう困った場面もあったんです。

どのくらい鮮明になったら相手が受け取りやすいんだろうか。どの範囲は最低限埋めないと理解しにくいのか…。きっちり決まった基準線はないにしろ、何かしらポイントはあるはず。


こんな疑問を持つなんて少しレベルアップした証拠だなと嬉しくなりながらも、「人に伝わる最低限」とは何か模索しているところです。しばらくは考え続けることになりそうな予感〜。

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