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こゆきの主従関係



こゆきがうちに来て

あったゆうまに2.3ヶ月が経った。





こゆきに餌をあげに行くと

私の姿を見つけて

鳴きながら走り寄ってくる姿が

なんともいえない。



"待ってたよ〜!もう!どこに行ってたのよ!"

と、言われているような鳴き声が

胸がキュンとする可愛さだ。




ある日の夕方、

こゆきに餌をやり

こゆきをノーリードで庭を散歩していた時のこと。



向こうのほうから家族がきた。





『こゆきさん、今日も元気だよ🐐』


と、言おうとしたら

こゆきが家族のもとへ走り出した。





"めぇ〜めぇ〜💕💕"




『...え?』

なんだこの声は。




私を呼ぶ声とは違う甘えたような声。





私の存在など忘れたかのように

走り去っていったこゆき。

さっきまで私についてきていたのに。



どこまでも私を追いかけてくれていたのに。




こゆきにフラれたショックで

しばらくの間、その場にたたずんだ。





そして、その日

こゆきは私のところに戻っては来なかった。





悲しい。






それから、

餌をやりにいって

こゆきが私に駆け寄ってきても

どうせ、

『私の事は遊びなんでしょっ』と




まるで

セカンドになったような気分を味わっている。







↓↓ 下僕よ、ここまできてごらん✨

  こゆき女王様の優雅なお姿。

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