私の世界はここだけじゃない=心の余裕
学校でも仕事でも家庭でも人間関係でも、「私の世界はここだけじゃない」というのは心の余裕になります。
中学生まではイジメられる側でした。
とはいえ、イジメられているという自覚はあったものの、イジメられてツライという気持ちは薄かったです。
というのも私が受けたのは、暴力とかモノを隠されるといったイジメではなく、無視とかハブるとかそんな類のイジメ。
いじめる側が自分の存在意義を保つために他人を標的にしたものの、物理的な攻撃をするほどの覚悟もなかった感じ。(物理的な攻撃ってバレやすいからね)
幼稚園の頃は生まれ月の発育や体格の差が大きくて、春生まれの幼馴染からすると、早生まれの私は何もできない妹のような存在でした。
お姉さんぶりたい幼馴染たちからすれば格好の的。
「なおは何もできへんねんから、私の言うこと聞いといたらいいねん」
「なおのくせに反論するなんて生意気」
と言われ続けてきました。
そんな関係性だったのが、小学校に入ってからは形勢が逆転。
生まれ月の発育の差は縮まっただけでなく、私の成績がぐんぐん伸びて幼馴染を追い越しました。
そうすると、次は「ちょっと勉強できるからって調子乗ってる」と言われ、無視とハブが始まりました。
腹が立ったりたり悲しくなったりしたこともゼロではなかったものの、当時の私の気持ちは「あーはいはい。どうぞご自由に」という感じ。
勉強できるからって調子乗ってるって?
数か月早く生まれただけで、ずっと上からモノ言うてきたお前が誰に何言うてんねん。
そんな私のこと気に障るんやったら、関わってこんかったらいいやん。
私はもう関わりたくないから、こっちからも無視しますねー。
と中指立てるような、メンタル最強な小中学時代でした。
無視されてもハブられても、「勝手にやっとけバーカ」と無反応を貫いたことで、次第に標的から外れたんですけど、心に大きなダメージを受けることなく無反応を貫けたのは、家庭でめっちゃ愛されていたからだと思います。
幸いなことに、家庭環境に恵まれていたので、「大事大事、かわいいかわいい」と、これでもか!ってくらい愛でられて育ちました。
だから別に、よその人が私のことを何と言おうと、大した問題じゃなかったんですよ。
これが、タイトルにした「私の世界はここだけじゃない=心の余裕」です。
ここまでは、学校・人間関係の話。
次は、仕事の話をします。
先日、昇給・昇格しました。
今の会社に在籍して10年と少し。
この10数年間で合計7回昇給したんですが、1年で4回も昇給したのはさすがに頻度高すぎ。
この1年の間になにがあったかというと、占い師の仕事がバっと増えてグワっと広がったんです。
「別にイヤになったら会社辞めたって食べていけるし」と思った時期と、部長が「なおさんの給料、今月から〇万円上げたから。辞めないでお願い」って言ってくる時期がピタっと符号。
会社からの負担が大きくて、しんどくて、辞めたくて辞めたくて仕方なかった1年と少し前。
昇給した分、会社の責任負担も増えた上に、占いの仕事が増えて、平日の夜も休日も完全休業日はほぼない状態にもかかわらず、心に余裕があって、「別に会社辞める必要ないな」って思っている今。
「私の世界は会社だけじゃない」と思えたことで、心に余裕だけじゃなくて懐に余裕も生まれてHAPPY!
私の世界はここだけじゃない=心の余裕
学校でも仕事でも家庭でも人間関係でも、今ひとところで雁字搦めになっている人は、違う世界に足を踏み入れてみて。
あなたの世界はそこだけじゃないから。