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いつか縁側のある家で

わたしの理想の老後は、日当たりのいい縁側で、夫とのんびり過ごすこと。そこに友だちや、できれば孫なんかも集まってくるような場所にできたら最高。


大学の頃、友だちに「子ブタと話していると、日当たりのいい縁側でおばあちゃんに話聞いてもらってる気持ちになれる」って言われた日から、ずっとそれを理想として掲げていました。
(こちらもよかったら読んでください。☞【私の目指すところ】)
ちなみに、わたしの理想のおばあちゃん像は、ぽたぽた焼きのおばあちゃんです。

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夫と結婚するとき、「どんな夫婦になりたい?」と話し合いました。

その中の一つが、「人が集まってくるような夫婦」
夫は心理学を生業としていて、相談に乗ったり、カウンセリングをしているし、わたしも人から相談を受けることの多いタイプだったので、ぴったりとお互いの理想のパズルがハマりました。。
ただ、その時は「縁側」の話はしませんでした。なんとなく、自分の理想ばかり押し付けるのが憚られて…

なのに、昨夜、夫の口から「縁側」というワードが出てきました。

わたしたち夫婦は、毎晩寝る前に、抱きしめ合いながら口に出して愛情表現をします。

今日も一日ありがとう、かわいいね、大事だよ、
だいすきだよ、あいしてるよ、気持ちいいね、
今日も一緒に寝れるの幸せやね、一緒にいてくれてありがとう、
おじいちゃんおばあちゃんになってもこうして一緒に寝ようね

昨夜は、その流れで、
「いつか縁側のある家で、人が集まれる空間を作りたいね。で、おじいちゃんとおばあちゃんになったら、その日当たりのいい縁側でふたりであつぅ~いお茶飲むねん。アイスも買う?ぶーちゃん、おばあちゃんになってもアイスとイチゴは大好物かなぁ?」
と言い出したんです。

わたしはあの時、「縁側」の話はしなかったのに。

1年ほど前、先述の「縁側」のきっかけをくれた友だちが、我が家に遊び来たことがあって、夫も交えていろいろ話をしていると、その友だちが「この家には縁側はないけど、やっぱ子ブタがいる場所は縁側感があるわ!」と言ってくれたのを覚えていてくれたようです。

友だち経由で聞いたわたしの理想を覚えていてくれたことがとてもうれしかったです。


ちなみに愛情を言葉にすることは日常的に伝えあっていて、寝る前だけに限りません。行ってきますの時も、ただいまの時も、ごはん時も、ソファでくつろいでいる時も、どんな時も息をするように愛情表現をしています。

その中でも特に、寝る前のリラックスしている状態で、この愛情表現タイムを取ることは最重要の必須項目と位置付けています。

どうしようもなく眠くても、半分寝言のようになりながらでも言うし(寝落ちすることもある)、
お酒飲んでベロベロでも言います(酔ってる時はむしろしつこいくらい笑)、
友だちが泊まりに来てても、小声で、でもその代わりギューを念入りに(私の弟が泊まりに来た日も言ったなぁ笑)、
不満があって不機嫌な空気になっていても、寝る前のこの時間で気持ちを伝えて、翌日には持ち越さないようにしています。

日常的に丁寧に気持ちを伝えあうことを重ねることが、二人の関係を健全に育ててくれていると感じています。

「健全に」というのがポイント。
お互いの察する能力が高いからこそ、そこに甘えてしまうと、健全に育たないように思うんですよね。
心から「ずっと一緒にいたい」とずっと思い合える関係を、常に育てていきたい。

最終的には日当たりのいい縁側で「気持ちいいねぇ、幸せやねぇ」って言いながらあつぅ~いお茶を飲むのが目標です。
あ、でもわたし、コーヒーの方がいいな♡
大好物のアイスとイチゴも買っておいてね♡

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