水無月|季節の梅仕事
ゴールデンウィークが過ぎ、清々しい季節となるとそろそろかな・・とちょっとドキドキしてきます。
水無月は、青梅を使った梅シロップを仕込む季節です。
青梅は、“あー、あるな”と八百屋さんで見かけたかと思えば、すぐに黄色の梅にとってかわってしまい、季節を逃すとその味わいにたどり着けません。
そして青梅を皮切りに、らっきょうや、赤しそ、山椒と季節仕事が楽しめるときが続きます。
この手仕事をしているときが、私にとって瞑想を味わっているようなそんな時間。おおざっぱな性格の私でもできるのでぜひ今年は楽しんでみませんか?
参考にしているレシピ
私がいつも参考にさせていただいているレシピはこちら。
今回のインスタライブでもこのレシピをもとに作ります。
ここにも書いてありますが、梅は固くて青いものがいいです。
一度買ってからしばらく放置してしまったことがあるのですが、あれよあれよと黄色く柔らかくなり、仕込みが難しくなってしまったことがあります。
なので、梅は「仕込み日」を決めて、直前に購入することがおすすめ。ただなくなってしまうこともありえるので、お店にいつまでありそうか聞いておいてもいいかもしれません。
準備するもの
氷砂糖 … 1㎏
青梅… 1㎏
保存瓶 … 3~4L容量のもの
清潔な布きんかキッチンペーパー
竹串か楊枝
砂糖は氷砂糖ではなく普通のお砂糖でもできますが、私はいつも梅と同じサイズ1kgのものを仕込み用に購入して使っています。
なぜかというと、この梅と砂糖の量が均一ではないとうまくエキスがでてこないため計量不要でサクッとできるように。(だいたい梅は1キロでパックになっているものがほとんどだと思います。)
私はこちらのお砂糖を使います。
そしてコツがあるとしたら瓶の消毒。
熱湯処理をしたあと、完全に乾かしておくことが必要です。
直前だと布きんでふきもれがあるかもしれないのでこちらは前日くらいに熱湯消毒をして、ふき清潔な場所で乾かしておくといいと思います。
瓶はこちらのタイプを使っています。
柄杓が便利なのと、すべてのパーツを外して洗えるので重宝しています。
あとは、梅の下処理をして(これがちまちまとした作業で誰かとおしゃべりしたくなる)砂糖と交互にいれて、待つ。だいたい3週間くらいなのでいつも6月末には飲み頃になります。
次第にシロップが出来上がってくる過程も愛着がわき、育てている楽しみも。
我が家はあっという間に飲んでしまうので、青梅は1キロだけではなく2キロ購入して半分は冷凍して1シーズン、2回は作っています。
梅は冷凍しても、しなくても、あまり味わいに変わりはないと思うので季節中はそのまま使ったほうが楽ちんです。
梅が飲み頃になると、今後は赤しそもでてきて、この二つは暑い夏に欠かせません。
手仕事、楽しいなと思えば、梅は今度は梅干しづくりも。夏土用は梅を天日干しするときでもあります。
少しずつ冷蔵庫に“自家製”が増えてくるとなんだか自分が丁寧な暮らしを味わえているようで、満足感があがります。(そして梅シロップも、赤しそも本当においしい!)
ぜひこの水無月に陰陽の暮らしを愉しむ、季節仕事を始めてみてくださいね。
======
一緒に梅仕事
インスタライブのご案内
======
今年も梅仕事ライブやります。
6月2日(木)お昼12時ごろから、いそいそと、梅シロップを仕込みたいと思います。
インスタライブで配信をするのでよかったら一緒に、梅仕事しませんか?
梅シロップでも、梅酒でも、お好きなものを仕込みましょう。
暦や季節のお話しをしつつ、井戸端会議。
きっとたいした話はしませんが(笑)陰陽のときを過ごしましょう。
ご参加はご自由に、以下アカウントにてお待ちしております。
https://www.instagram.com/koyomiyomi0416/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?