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30年の思いと感謝をこめて 3月行灯制作チーム「いぶき」

いぶき福祉会はどんな障害のある方も、生き生きと暮らしていける地域社会の実現を目指す基本理念のもと、岐阜市で障害のある仲間たちとともにお菓子や農作物、染め物や紙などをつくって楽しく活動しています。
来年いぶき福祉会が法人設立30周年という節目であり、「3」をつくりながら集うことや振り返ることができたらいいなという思いで「こよみのよぶね」に参加を決めました。

みんなでデザインを検討するなかで、30年いままで育んでもらった岐阜への思いを込めたいと、岐阜の山(緑)と川(青)と光(黄)をイメージした「3」になりました。

みんなの予定を調整して集まるまでが大変でしたが、集まってしまえばこっちのもの!
竹がうまく曲がらないときは数人で協力して曲げてみたり、段取り通りではなく始まってしまっていた色塗りが収集つかなくなったり、服を汚してしまいショックを受けたり……


いろいろあれど試行錯誤し、失敗も楽しみながら制作を進めてきました。

なるべくいろんな人たちと作りたくて、いぶきの人たちの他にも見学に来た人、近所の子や子ども食堂の方々にもちょっとずつ携わっていただきながら作っていきます。

冬至の夜、長良川に浮かぶ緑、青、黄の3色が並んだ行灯から岐阜を感じ、皆さんの思う3月の思い出と重なることがあれば嬉しいです。

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