違いを楽しみ認め合う、日本とベトナムの合同チーム! 5月行灯制作チーム「大平工業株式会社」
安八町にある大平工業は、住居や商業施設などの暮らしには欠かせない建物の骨組を加工している会社です。
会社の社会貢献の一環として商工会青年部で地域のイベントなどに協力してきました。今回「こよみのよぶね」が会社単位で初めての地域活動の機会になります。
会社にはベトナムの方々も在籍しています。日本に来たもののコロナ禍で日本の文化に触れる機会もなく、地域の方々と交流することも制限されていました。
行動制限が緩和された今、「こよみのよぶね」が良い機会になるのではないかと思いベトナムの方たちに聞いてみると「おもしろそう、ぜひやってみたい」と! そこで参加を決め制作を始めました。
同じ会社で一緒に仕事をしている仲間なので協力して制作を進めることができたのですが、「言葉の壁」や「文化の違い」を感じる場面もありました。
そんなときもその違いを楽しみ、お互いのいい部分を取り入れ認め合いながら進めていきました。
仕事以外での共同作業は、お互いのことをより理解して、親睦を深める良い機会になりました。
普段は鉄骨の加工しかしていないので、素材が違う竹や和紙を加工して作り上げていくことは新鮮に感じられる体験でした。
しかしそこは職人魂が働き、竹をしっかり固定し、がっしり頑丈に組み立て軋みや揺れが少ない作品になりました!
デザインは来年の干支の辰(龍)です。ベトナムでは龍は水の力を持つと考えられ、龍が水をかけると雨が降るという言い伝えがあるそうです。
そこで、水にちなんで青中心の色使いになっています。
青く光る行灯を見てベトナムも感じていただけたら嬉しいです。
日本とベトナムの国際チームが作り上げた5月行灯、楽しみです!
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