プレゼンが上手くなる本【1分間で話せ】を解説してみる
はじめに
今日もプレゼン上手に話せず、受注につながらなかったな…
相手を説得させることができなかったな…
どうやったらプレゼンが上手くなるのだろう…
このような悩みを持っている方は、伊藤洋一氏著書の「1分間で話せ」を一読することをおススメします。
【この本はどんな本?】
あの孫正義 氏(ソフトバンクグループ株式会社取締役会長)の前でプレゼンを行い、認められた伊藤洋一氏が書いた本です。
プレゼンを行うための大切な要素がたくさん詰まっています。
【本記事の内容】
①人はあなたの話を80%聞いていない
②伝えたいことを1分で伝える。
③相手を動かすためには
④koyokoyo的見解を述べる
①人はあなたの話を80%聞いていない
【結論、人はあなたの話を80%聞いていないということです】
残酷な話ですが、あなたが一所懸命、商品の魅力や、すばらしさを延々と話し続けても聞いている人の頭の中では「眠いな、話が長いな、今日の夜ご飯どうしようか」など考えています。
小学生のころを思い出してください。
校長先生の話を今でも覚えていますか?
昨日の朝礼で上司の話したことを覚えていますか?
なかなか覚えていないと思います。
私も実際に昨日、上司が話したことはあまり覚えていません。
もしかしたら中にはしっかり覚えている方もいますが、それはその話を覚えようと一所懸命に聞いているのかもしれません。
しかしあまり関係性が築けていない状態で営業のプレゼンを行うことは
相手は私の話を80%聞かないだろうと、まず意識したほうが良いです。
②伝えたいことを1分で伝える。
①でも伝えましたが、話が5分や10分と延々と話すことで、相手が話の内容を覚えていないことがわかりました。【だからこそ短く伝えることが重要なのです。】
例えば、おいしいラーメン屋を知人に紹介するとき、どちらが行きたくなりますか?
【事例①】
有名なラーメン屋亭主がやっているお店で、亭主の心意気がすばらしいお店なんだよ。特に味噌ラーメンがおススメで、味の濃さもちょうどよくて、味のレベルで行ったら★3つだね。あと・・・・
※頭の中にある話したいことをすべて話しちゃう
【事例②】
あそこのラーメン屋は味噌ラーメンがおススメでうまいんだ。
理由は3つあって、1つ目は味の濃さがちょうどよい、2つ目は味付け卵もうまい、3つ目はちぢれ麺がスープとよく絡み合うんだ。想像してみてくれ。麺をすすった味噌ラーメンのうまさを。だからおすすめだよ。
どちらが伝わりましたか?私だったら②にのほうが納得するかなと思います。要点をまとめて短く話すことで、伝わりやすさが変わっていきます。
1分で伝えるコツは
「結論・主張」⇒「根拠を3つ」⇒「具体例」⇒「結論・主張」です。
③相手を動かすためには準備が必要
伝えたいことを短く1分間でまとめたことで、相手がモノを買ってくれるのか?そう簡単にはいきません。人は変化を嫌う生き物です。
例えば同じ値段・同じ味・同じ色の水があったとして、いつも飲んでいる水といつもと違う水があるとしたら、いつも飲んでいる水を選ぶと思います。
中には気分転換で水を変える人もいると思いますが、基本的にはいつも飲む水を選ぶと思います。
違う水を進んで飲んでくれるようにするのが営業ですが、人は変化を嫌うので、難しいと思います。だからこそ相手を動かすために様々な準備を行うのです。
相手が問題解決するためにはどのようにしたら良いか、俯瞰的に考えられるか、話す内容や資料は相手に伝わるのか、話のトーンや大きさは適切か、プレゼンや営業における、すべてにおいて、事前準備をしっかり行うことが大切だと著者は述べています。
koyokoyo的見解を述べてみる
【相手のことを考えながら行動できるかが鍵だと思いました。】
相手がどのようにしたら話を聞いてくれるのか、動いてくれるのか、その第一歩は話す内容よりも、相手のことを考えているかが重要だと思います。また、結論⇒根拠⇒具体例⇒結論で話すことは日常生活や仕事での話し方など、とても勉強になりました。確かに仕事ができる人は端的に話す、できていない人は話が長い傾向にあるかなと思います。もしコミュニケーションを上手に取りたい方もおススメできる著書なので、購入して読んでみてください。
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