生きてる生きてく
つい先日、子どものお迎えに向かって車を走らせている時に、とってもほっこりする出来事があった。
中学生くらいの女の子が、横断歩道を渡りたくて車が停まるのを待っていた。
反対車線の車が停まっていたので、わたしももちろん停まって通したのだけど。
なんとその女の子、猛ダッシュで横断歩道を渡ったあとでくるりと道路に向き直り、
反対車線に向かってペコリとお辞儀、そして向き直してこちらにもお辞儀をしてくれたのだ!
なんと礼儀正しい。そしてなんて朗らかなこと。
思わずふふっと笑って、それから
どんな育て方をしたらこんな子になるのかなぁと思い、
わたしも子どもたちをこんな朗らかな子に育てたいなぁと思い、
そして、そんな子が育つような地域・社会であってほしいなぁと、思ったのだった。
と、唐突に嬉しかったことを書き始めたのには理由があって、
最近、未来のためになにかできないかと思うようになりつつあるから。そして、ないものを嘆くのではなくて、あるものをしっかりと見て、それを伝えることが大事なのではないかと思ったから。
移住してあっという間に1年半が経つが、その間にもう1人子どもに恵まれたこともあり、
いまだに鳥取のことをあまり知らなかったり、子連れでなかなか出かけられていない。
出かけようにもネット上に情報が少なくて、小さい子どもたちを連れて行くには億劫になっていた。
でも、だからといって引きこもっていてはなにもできないし、自分と同じように思っているママさんが、もしかしたら他にもいるかもしれない。
そう思うと、自分の経験を書き残すことが、もしかしたらいつか誰かの役に立つかもしれないと思い、
1年半ぶりに書いてみようと思った。
"勝てば役に立つ。負ければ教えられる"
経験したことは成功であれ失敗であれ糧になるよというのが、わたしの座右の銘。
これから、無理せず少しずつ、日々思ったことを書き残せたら、と思う。
こんな僕の人生の
いいことやダメなことが
100年先で頑張ってる遺伝子に
役に立てますように
いまを生きてる