息子の発達障害

前回、ASDの自覚まで一年以上かかったと書きました。
今回はその一年間の中で、
私が自覚する大きな契機となった
息子の発達障害
について、書いていきます。

私が発達障害なら、息子は……?

ADHDの診断を受けた私は、病院からの帰り道に自治体の役所に寄りました。
息子・ケイの発達相談ができる窓口を知るためです。
当時、ケイは4歳3ヶ月。
彼は1歳前から保育園に通っています。
しかし、園から特別に指摘されたことはなく、3歳児健診でも指摘事項はありませんでした。
しかし、行動は私にそっくりです。 

よく転ぶ、
よくぶつける、
よそ見をする、
返事をしない。
1-2時間同じもので遊んでいられる。

もし、この「そっくり」が発達障害のせいならば、
彼がこれから大きくなっていく先には、
必ず私と同じ苦しみが待ち構えている、
ということでした。

そうはさせない。
あんなつらい思いを
させてたまるか。

今、療育をはじめれば追いつける領域もあるだろう。
発達障害だと分かっていれば、受けられる配慮もあるだろう。

元々、衝動的に行動するADHDです。
その日のうちに自治体の発達障害相談に電話をかけて、面談予約まで済ませてしまいました。
その後、
面談→療育施設面談→発達検査→療育利用
となったケイですが、医師の診断はまだ受けていません。
なので現在も、ADHD+ASD疑い、という状況です。

さて、無事に月に一回の頻度で療育に通いはじめたケイですが、
彼の療育を見ているうちに「あれ?」と思うことがありました。
この「あれ?」が積み重なって自覚につながったのです。
次回は自覚するところまで書いていきたいと思っています。

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