【良書】一般的なリスクを自分に当てはめるな | Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 トッド・ローズ (著)| #塚本本棚
【良書】一般的なリスクに自分を当てはめ恐れてまで、日々を適性の無い所でストレスまみれで生きるなんて、あり得ない。そうしなくとも(むしろそうしないからこそ)、真に自分に適した幸せな道を見つけられるはず。そう語りかけてくれるような本。
標準的な成功モデルやキャリアパスに、疑問を持つ人にはお勧めしたい。
今日は「Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代( https://amzn.to/3AHoeqT )」 トッド・ローズ (著) #塚本本棚
【紹介文】
「ダークホース(型破りな成功をした人)」たちの最大の共通点は「本来の自分であること(=充足感)」を追い求めていたらいつの間にか成功していたということ。学歴もこれまでの経験も関係ない!誰でも活用できる新しい時代の「成功への地図」が今、ここに明かされる!
【書評】良書:我が意を得た思い!
僕のキャリアはわかりにくいけれど、僕の中では長所×好きな事(没入出来る事)×幸せを掛け合わせたその時々の最適解を選んでいるつもりで、結果として決して別に有名人でも何でもないけれど、日々は充足感に包まれている。
そんな生き方を肯定し説明してくれたような本でとても感謝している。僕の生き方はとてもDark Horse的だ。
事業を作る時、僕は自分と向き合う。”お決まりのルート”なんて気にしない。今までいくつもの事業を作っては伸びたものだけをさらに伸ばしてきたが、結果自分自身はオリジナルな存在になった。
僕はほとんどの人から補足されてない自由なDark Horseだ。
本書は”行動して自分の適性を見つければ人生花開く”という事を、多数の事例をもとに伝えてくれる良書だと思う(特に先進国においては)。
社会のロールモデルに居心地の悪さを感じる人こそ、読むといい本だと思う。この本を読めば、自分にも自由な選択肢があることに気がつけるはずだ。
【本を読んで考えた・メモ】
・自分に適性がなければ、努力の積み上げも無駄になる。”苦労は報われる”を疑う事は大切
・努力を積み上げるにしても、”何に”がとても大切。もちろん一般的な目標より、自分の適性に合ったものを見つける事が大事
・旧時代は「金」と「地位」、今は「幸福感(充足感)」と「達成感」
・「一般的な成功を目指して努力を重ねれば、いずれ充足(幸福)感を得る」は間違い。金持ちでも社会的地位があっても、心底不幸そうな人たちを僕もたくさん見てきた
・充足(幸福)感は画一的ではない
・世界一などではなく”幸福な自分”を目指す
・エリートとは「他の人と同じことを、誰よりも上手にやる人」
・自分の最も得意なことは他人が教えてくれる
・自分にできないことを強制されても、自信と意欲が無くなるだけ。たとえ万人に可能な事でも、自分には得意でない事などいくらでもあるだろう。逆に、万人には不可能でも、自分にはできる事もあるだろう
・習得までの時間もその人次第。その事象に関するリスクもその人によるのだから、一般論を拒否してまずやってみる事が大事
・自分をよく知る事、それが自分なりの幸せな人生を生きるための必要条件
・好きな事、妄執出来る事、人が喜んでくれることに集中する
・万人には万人の成功へのルートがある