写真で学ぶ仏教〜お坊さんがお伝えする寂しい気持ちの時、寂しさを埋めて、温かい気持ちになる食事の仕方!〜

画像1 「人の心がこもった食事は人生を変える」と、先輩僧侶から何度も教えていただきました。実際に真心のある食事を食べると身体の底から生命の力が芽吹いてくることを何度も感じました。でも、会社で働いていたり、独身生活をしていると、寂しい気持ちで食事を取る事が多くありませんか?寂しい気持ちで食事を取ると、美味しくないだけでなく、さらに心が冷えますよね。でも、みんなで食べたら多少美味しくなくとも、心が暖まりませんか?実はお坊さんは食事を取る時に沢山の方と一緒です。みんな一緒だと寂しくありませんよね。どうぞ、進んで下さい。
画像2 最初にお伝えすると、お坊さんは「食事作法(じきじさほう)」ということを行います。これは食事を作って下さった方だけでなく、それに至る全てに感謝を伝え、しっかりと食事で身体を養って多くの人の為に働きます、という内容です。その中で多くの仏様を呼ぶのです。仏様たちと食事をしているのです。だから、一人で食べていても、一人ではなく、多くの方とご一緒しているのです。最初は「そんな事あるはずない!」と思うのですが、段々とそのように思えてきます。すると、みんなで食事をしている感が出てきて、寂しさがなくなっていきます。
画像3 でも、この食事作法は長いので、食べるまでに10分は掛かってしまいます。私の周りのお坊さんが実践しているのは、合掌をして「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と弘法大師さまのご真言を唱えた後に「いただきます」と言って、食事をすることです。すると、弘法大師さまが一緒に食事をとって下さっているように思えて、姿勢正しく、嬉しく食事を取ることが出来ます。最初にもお伝えしましたが、「食事は生命の源」です。どんな食事を取るか、どの様に食事を取るか、大きく変わってくると思います。是非、試してみて下さい。
画像4 食事は身体を維持するとともに、心も維持するためのものだと習ってきました。ですから、身体に必要な栄養を取るだけでは駄目なのです。心も養わないと、自分が壊れていってしまいます。実際に私も目の当たりにしてきました。ですから、どうぞ、先ほどお伝えした方法を実践してみて下さい。また、時間と心に余裕があれば、人と楽しくお食事をして下さい。きっと、あなたの生活を豊かにしてくれますよ!
画像5 また、仏教をお伝えしたいのですが、中々一人ではお伝え出来るのに力が足りません。でも、皆さんと繋がりたいと思っています。一緒に仏教を学んでみようかなと思って下さる方は、ライン公式アカウント↓にお友達登録して下さい。こちらでは、私が学んだ仏教の教えを共有させていただきたいと思います。 https://lin.ee/WW7ydJb

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