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メタバースのブームが過ぎ去った時の処理方法



メタバースは今も勢いを衰えることなく、今も成長し続けています。
しかし、メタバースは表向きはアバターであっても、裏は素の人間です。
そして、メタバースブームがいつまで経っても続くとは限りません。絶対に終わりが来ます。

そんな時に困るのは、メタバースのために購入したモノたちです。
今回、メタバースのブームが過ぎ去った時の処理方法を解説しようと思います。


メタバースブームが過ぎ去った時に残るモノ


メタバースを楽しむには、どうしても下記のモノが必須となるのが現実です。

・パソコン
・Meta Quest シリーズ
・PCVR
・Android スマホ
・モバイル WiFi ルーター
・光回線(インターネット)
・アバター
・アバターを編集するためのソフトウェア
・ワールド作成に必要なソフトウェア
・編集する時に使うキーボードやマウス
・マイク
・オーディオミキサー
・電子楽器

ここから実際にメタバースが過ぎ去った時の処理で【 金 ⇒ 物 ⇒ 金 】に戻したり、【 金 ⇒ 物 】で終わるモノを選定していくと、下記のモノが明らかとなります。

金 ⇒ 物 ⇒ 金


・パソコン
・Meta Quest シリーズ
・PCVR
・Android スマホ
・モバイル WiFi ルーター
・編集する時に使うキーボードやマウス
・マイク
・オーディオミキサー
・電子楽器

金 ⇒ 物 ※無料も含める


・アバター
・アバターを編集するためのソフトウェア
・ワールド作成に必要なソフトウェア


結果的にパソコン、Meta Quest シリーズ、PCVR、Android スマホ、モバイル WiFi ルーター、編集する時に使うキーボードやマウス、マイク、オーディオミキサー、電子楽器が金からモノに変化し、過ぎ去った時の処理でモノから金に戻すことができます。なぜなら、それらのモノは物理的であることです。

物理的ということは、リサイクルショップやフリーマーケットサービスで売ることができ、それで得た金を別のところに活かすことができるからです。

メタバースが過ぎ去った時で一番困るモノ


そして、メタバースが過ぎ去った時で一番困るモノは、アバター、アバターを編集するためのソフトウェア、ワールド作成に必要なソフトウェアやアセットです。

ソフトウェアやアセットは、全てパソコン上に残るため、パソコン上から削除すれば、全てさよならにすることができます。1秒あれば済む話です。
しかし、アバターは、メタバースをやり始めた時と共に歩む " 相棒 " であり、その相棒をどう活かすのか。メタバースが過ぎ去っても、アバターを活かす場があれば、そのまま残すことができます。 

現実、購入したアバターを購入時の状態にリセットし、アバターそのものを売却するサービスがどこにも存在しません。

しかし、アバターに着せる服などの衣装を NFT なりで自由に売買できる仕組みを導入すれば、アバターで投じた金を取り戻し、取り戻した金をもっと他に有効活用すれば、とてもハッピーに違いません。

ですが、アバターに着せる服などの衣装たちを NFT なりで自由に売買できる仕組みが実現してないため、アバターと共に0円で処分しなければなりません。そのため、いくらかの赤字金額分を購入者を含めた利用者が自己相殺しなければいけないのです。


メタバース = 娯楽


結果的に言えば、メタバースは娯楽であり、メタバースはエンターテインメントです。娯楽もエンターテインメントも自己責任で楽しむことで成立でき、娯楽やエンターテインメントをいくらか投資できるのかは、裁量でしっかりと線引きしなければ、メタバースを楽しみすぎてしまい、自己破産につながります。それは、推し活もそうですね。それと一緒なんです。

メタバースを末永く続くためには? 【まとめ】


メタバースはまだ道半ばであり、なかなか思い描いた理想に近づくためには、多くの課題や技術課題を克服しなければなりません。

長らく続く半導体不足がメタバースをやり始める方々の大きな壁となっているのは変わりなく、より幅広く、メタバースをやりはじめる人口をもっともっと増やすためには、メタバースをやる方々の不満や悩みをメタバースの世界を支える全ての技術者、経営者、プラットフォーマーが解決に導かなければなりません。でもそのことがなかなか思うようにつながっていないのも現実です。

はっきり言えば、まだまだメタバースは面白いです。しかし、メタバースが広まった頃よりも面白みや継続する要素自体が次々となくなっていることは確かです。

最初は、供給過多に近い勢いで普及しましたが、今や業界に参入する事業者の方が不足しており、もう時期、メタバースに面白みがないと利用者が気づきはじめ、次々とメタバースを去る者が増えてもおかしくないです。
では、その課題をどう克服し、具体的にどのように解決へと導く必要があるのでしょうか? そのヒントを持っているのは、メタバースを楽しむ利用者が持っているに違いません。

さいごに


今回は、【メタバースのブームが過ぎ去った時の処理方法】について解説しながら考えていきましたが、メタバースが完全に言葉歩きしている以上、思うような普及と定着につながってこず、逆にメタバースから去る者が増えているのが現実です。

結果的に古く残ったモノを新しいモノへと移し替える巡回性があったほうが、メタバースにとって大きなメリットである一方、不満、課題、技術課題が克服や解決につながっていない以上、メタバースを定着するための施策を継続的に起こす必要があると思うんです。

その中にアバターの処理やアバターに身につける服や衣装などを売却するためのサービスやプラットフォームが何も存在していないため、それがかえって、メタバースの定着に至っていないと敏感に感じており、それがメタバースが姿を消してしまう危機感へとつなかっているのです。

メタバースに対して、言いたいことが山ほどありますけども、メタバースの世界を長くウォッチングし続けている身だからこそ、そのことをはっきり言葉に変換し、note で素直にはっきりと言うことができるんです。

※これからメタバースをやりはじめる方々へ※


この先、メタバースをやりはじめる方々がとても多く増えると思います。
それは既に目で見えています。

しかし、メタバースが広まった時期よりも大きく時代が変わっており、昔から存在している【VRChat のコツ】などを紹介した記事が既に全く意味をなさないかのように、その記事の情報が古すぎて使い物にならないです。
もし、ネットで調べながら、VRChatをはじめる準備をするならば、X(旧ツイッター)やMisskey、ここ noteで2023年現在であるモノを中心に学習すると良いですし、一番効率的です。

YouTube もVRChatをはじめる準備する段階での情報収集には役立ちますが、YouTube はあくまでも VRChat をするしないに関係なく動画を公開されているため、もし YouTube を学習に活用するならば、VRChat の世界に入った後の方が一番良いです。

さいごに『VRChat は実質無料』と書きましたが、現実的に VRChat = 実質無料と主張する方々が非常に多いです。ですが、この note に書いている者は、VRChat に対してのお金を投じてこず、VRChat でお金を投じるのであれば、VRChat を辞めた後でも汎用が効くモノに対しては投じるなりと、しっかりと線引きや白黒をはっきりさせているため、VRChat は無料で遊べるプラットフォームであると認識してはいますし、それで正しく理解しております。そのため、VRChat は実質無料かどうかは、その人が VRChat に対してお金を投じるかどうかの裁量に全てがかかりるのです。

あと、メタバースは流行の波が激しく、時代の変化が著しく変化しやすい文化でもあります。その一方、メタバースで脅威となっている犯罪が毎日のように横行しています。そのため、メタバースの世界に入っても、犯罪に巻き込まれないよう、しっかりと自己防衛することをおすすめします。
実際に VRChat 上の自己防衛を解説するワールドが存在し、そこから犯罪から身を守る方法を得ることができます。メタバースは基本、単独行動が非常に多く、どのような行動すれば良いのか。しっかりと選択する必要があります。そうした面からすれば、メタバースは様々な選択肢が豊富にあることから、どの世界よりもやさしいのではないでしょうか?

結果的にどのようにせよ、メタバースは楽しいに越したことはないです。
無限の楽しみ方がある一方、課題や技術課題。その先を見据えた取り組みがどの世界よりも見えにくいことは確かですし、時間の流れを身を任せて、思い思いメタバースを楽しむと良いです。
一人ひとりがメタバースを純粋に楽しむ人々増えることを心から祈っていますし、これからメタバースをはじめる方々の応援になるよう、note で VRChat のいろはなどを発信できたらと思います。


さいごまで読んでくれて、ありがとうございました。


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