決めたこと
母の介護生活=同居生活が始まるにあたり
決めたことがいくつかある。
母が退院してから認知症が進行しており、
実家で過ごしている時
「お米は炊かないでくださいね」
「2階にはのぼらないでくださいね」
「寝る場所は1階です!」
「ドアから出ないでください」
など色々な張り紙を家中に貼りまくった。
その紙を見ると魔法にかかったように動きを止める。
が時間が経つにつれ、魔法は切れてしまったらしい。
張り紙に書いてあることを普通にやってるし…全然だめじゃん
日が経つにつれ張り紙だらけの家を見ていたら
なんだか私達が母に意地悪をしているような気になってしまった。
本人がやりたい!と思っている事を
だめっと毎回阻止しているようで辛くなってしまった。
また家の中の景観も悪い。
なんだかこちらも落ち着かなく、気持ちが落ちてしまう。
南伊豆へ引越ししたら
・自分たちの生活を基準に、介護中心にはならない。
・自分たちの人生を楽しむ。
・家に張り紙は貼らない。
・生活空間は自分たちのスタイルで。
・行政、地域支援など頼れるものには頼って甘える。
・ストレスをため込まない。
・がんばらない。
・笑って過ごす。
と夫婦で決めた。
引越ししてから数週間、まだ引越しの片づけ途中だが
自分たちらしい生活スタイルを送ることができている。と思う。色々あるけど…