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書くことは、自分の背伸びに気づくこと

続いているなぁ。
と、しみじみ感じるのは、書くこと。
週に3回2000字を3年以上更新し、書籍も3冊書き、SNSで毎日のようにアウトプットしています。

継続的に文章を書いてきて、感じるのは、

「カッコつけて書いていることは、大概浅い」

ということです。

というのは、少し知ったから、少し影響を受けたから、少し経験したから、で書いている文章は、上っ面のことしか書いていないと感じたのです。

(あくまで自分自身に向けています)

1を知った、1を経験したくらいで、あたかも100を知った、100を経験したかのように文章を書いているな、と思いました。

過去の記事を読み返してみても、

「〜すごいと思いました」
「〜大切だと思いました」
「〜重要だと思いました」

という表現が多いのです。
過去の記事を読み返してみて「またかよ!」とツッコミたくなりました。

では、なぜこうなってしまうか…?

それは、具体的に何がどうすごいか?が表現できないから、
ざっくりふわっと「すごい」と表現せざるを得ない
のです。

これは、明らかな背伸びです。
(あくまで自分に向けて書いています)

自分を等身大以上に評価してもらうために、良いことを言おうとしてしまっているのです。
これでは、伝えたいことを伝えることはできませんし、読んでくれている人に誤解を与えてしまう恐れがあります。

文章を毎日のように書いていると、
「全然、進まないな…」
「あれ、集中力が落ちるな…」

と感じることがあります。

まさに、そこが背伸びしようとしちゃっているところだと思うのです。

相当勉強をしていたり、経験の量が多かったりすることは、書いたいことが溢れてくるので、タイピングがまったく止まりません。

気づいたら、文章がズラズラズラと源泉掛け流し温泉のように次から次からへと出てくるのです。

反対に、文章が止まってしまうときは、等身大ではなく、よく見せたくなっているとき。

つまり、手が止まったとき、私はその分野がよくわかっていないのです。

文章を書くことは、自分の知らなかったことに気づくことなのです。言語化できないことは、手も止まりますし、ざっくりしか表現することができません。

文章を書き続けていることで、自分の伸びしろに気づいているんだなと、気づきました。

これからも、等身大の文章を書いていきます。
背伸びせず、わからないことはきちんとわからないと言えるように。
読んでいただいているあなたに、少しでもヒントになるように。



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