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奈良の鹿から教えてもらった「常識」は「場所やタイミングが変われば覆るよ」という話
「え!フンまみれじゃん」
見渡す限りフンがあって、踏まないようにするのが、大変。
よく映画で脱獄犯が、セキュリティをかいくぐるために、そろりそろりと歩いているように気をつけないと、フンを踏んでしまいそうになる。
今、僕は奈良公園にいる。
奈良公園には、たくさんの鹿がいて、エサをあげられる。
エサをあげてテンションが上がっていたところ、こんなことがあった。
海外の女性の方が、鹿にエサをあげながら、スマホで撮影していた。
それも後ろに下がりながら。
すると、信じれないくらいに、
フンを踏むは、踏むは、踏み続けていたわけ。
鹿のフンは、かなり小さく、イヤホンの耳の部分の大きさ。
踏んでいるのに、気づかないくらいの大きさ。
うわわわ、とドン引きするレベルに、踏んでいるわけ。
あわわしながら、歩いていると、鹿せんべいを販売しているおじちゃんが、
「下を向いて歩けや!」
と言っていた。
「!!!????」
そこで僕は「深い……」と思ってしまった。
今まで僕はこんなこと大切に生きてきた。
「上を向いて歩こう」
精神的にどんなことも前向きに捉えるという話だけではなく、物理的に僕たちは余裕ないときは、スマホばかりを、下ばかりを見ている。
あなたはどうだろうか。
会社に出勤するとき、友達とご飯行くとき、どこを見ているだろうか。
正面より下だったりするのだろうか。
この記事を読んだあなたは、視線を上に上げてみてほしい。
綺麗で壮大な空が広がっていたり、新しいお店の看板を発見できたりするかもしれない。
基本的に上を向きて生きていきたいと思っている僕に対して、
「下を向いて歩けや」というアドバイスは、強烈だった。
なるほど。
上を向いた方がいいときもあれば、下を向いておいた方がいいときもあるんだ。
たしかに、たとえば、実家にいるときに近所の人から
「今日収穫したじゃがいもだよ」ともらったら、すごく嬉しい。
ただ、旅先で「今日収穫したじゃがいもだと重いけどあげるよ」とドンと箱いっぱいのじゃがいもをもらったとしたら、嬉しいけど、ちょっと困る。
場面によっては、全然変わる。
そういえば、僕は読書が好きだ。
ただだからといって、満員電車でぎゅうぎゅうの中、本を広げていたら、周りの人に迷惑だと思う。
自宅だったら、どれだけ本を読んでも誰かに迷惑をかけることは全くない。
鹿のフンは、このことを気づかさせてくれるために、
たくさん目の前に広がっているのかもしれない。
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本日の問い
「自分が思っていることが、常識ではないとしたら?」
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