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「夢」の考え方をアップデートしたら、これからの人生が楽しくなりそうになった件について。
「あれ、もしかして…?!!!!?!」
時計を見ると、朝の4時30分。
目が覚めると、頭に浮かんでいることを、ノートに書き留めたくて、慌てて跳ね起きた。
そこでメモをしたのは、以下の内容。
「今まで夢を叶えたいって思ってた。けど、その夢を今ポンって叶えたとして、嬉しいか?満足か?いや違う。全然、どんなの嬉しくない。
その夢を叶えるまでの様々な体験、思考、挫折、成功、出会いなどもひっくるめて、夢なんじゃないか。」
今まで、ずっと作家になりたいと思っていた。
それも1冊、2冊を書いていきたいわけではなく、100冊という大量アウトプットだ。今までたくさん本に救われてきたから、僕は本を書き、僕と同じような悩みを抱えている読者を救いたいと思っていたのだ。
その夢を叶えようと思ったときに、僕は「本を書きたい」「次の本!次の本」と思っていた。
書き続けることが夢だから、それでいいと思っていたんだ。
今日、ふと頭に浮かんできたこと、が繋がった。
僕は100冊を書くという「結果」のみを追い求めていたことを。
もちろん結果や夢を追い求めることは、大切かもしれない。
ただ、僕はもっと大切なことを忘れていた。
「夢を叶えることも大切だけど、それまでの"プロセス"を軽視していた」
あなたは、今、夢がポンって叶ったら、嬉しいだろうか?
もちろん夢だから嬉しくないはずがないだろう。
ただ、ポンと叶っても、その幸せは長続きはしないだろう。
なぜなら、その夢を叶えるのにふさわしい自分ではないからだ。
もしも、目が覚めたら、夢が叶ってしまっていたと考えてみよう。
本を100冊、もう出版している状態。
これは、困る。
なぜなら、僕は次から次へと文章を書けるようなネタがないし、そんな人生を歩んでいないし、大量に原稿締め切りに間に合うような執筆スピードもそこまでないし、僕が書いたら絶対に購入してくれるファンもいない。
だめだ。今、夢が叶ってしまったら、まずいんだ。
ゾッとした。怖くなった。
僕は今まで、夢って「達成した」という「ある一点」のことを指していると思っていた。
この考え方を改めなければならない。
夢はある一点ではなく、夢を叶えるまでの道を含めて夢なのだ。
今日、あなたが何をして、どんな会話して、どんなものを食べるところも、夢のかけらになる。
つまり、今日が夢の一部であり、今、この瞬間が夢の一部なのだ。
きっとあなたが夢を叶えたときに
「私も行動しようと思っても、全く動けなくて〜」
「友達にバカにされて、諦めようとしたけど、諦めきれなくて〜」
なんて言っているだろう。
あなたが、今悩んでいるとしても、それは夢を叶えるために必要な過程なのだ。
そう考えたら、
夢を叶えるまでの様々な体験、思考、挫折、成功、出会いなどをもっと味わえるようにならないだろうか。
紆余曲折も、きっと必要なことなのだろうと思える。
さて、今日はどんな夢のかけらを掴めるだろうか。
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