インプットすることで、日常に色が増える
まったく読書をしていなかった私が、今では毎日のように読書を楽しんでいます。
私にとっての読書は、毎日ご飯を食べるのと同じといっても過言ではありません。
「本を読んでよかったことはなんですか?」
と聞かれることもしばしばありますが、そこで私は
「本を読むと、日常での気づきが増えます」
とお伝えしています。
どういうことかというと、
たとえば、店員さんの接客をみていると、今までだったら、めったのことがない限り何も感じませんでした。
無。
特に何も感じない、ただ購入できればいいと冷めきっていたのです。
(燃え尽き症候群や自己肯定感が低かったことが、原因だと思います)
読書を継続していることから、「あ!接客トップの人は、きちんとお客様の目を見る。シンプルだけどそれが大切だ」と書いていたな!とか、「いつもありがとうございます」と伝えることで、あなたが以前きていることを知っていると伝えているんだな、などと気づくのです。
わざわざ、声に出して伝えることはありませんが、心の中ではそう感じています。
読書によるインプットがあるおかげで、テレビ番組をみていても、
「あ!この話、以前、本で読んだことあるぞ」
「この人の運命の1冊、読んだことあるぞ。読み直してみよう」
などと、ビビッとくるのです。今までだったら、確実にスルーしていました。
読書をしたことで、私の日常に色が増えたのです。
今までだったら、黒!赤!だとみていたものが、実は黒の中に少し白が混ざっているな、赤ではなく、濃い赤だぞ、と気づいたのです。
今の私はメンタルトレーナーとして、クライアントの相談を毎日のように聞いていますが、
クライアントが話した話で、1つ1つの言葉に「この話、あの話もできるぞ」と頭の中に勝手に引き出しが開いていくのです。
(もちろん時間の関係もあるので、すべての話をすることができないので、話すときは、厳選して1番ビビッと響くだろう話を選びます)
なので、クライアントと話すときに、話題に困ったことは1度もありません。これは、毎日継続している読書のおかげです。
同時に、日々のインプットがあることで、今まで何も見えていなかったと気づきました。
私たちは、見えているようで、すべてが見えているわけではないのです。
もっと日常の色を増やしていきたい、素直にそう思います。
「読書のメリット???」
ただ本を読むことが好きだから、読んでいます。
好きな人の好きな理由が、「好きだから」でいいのと同じようにね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?