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「褒めてもらう人よりも、厳しく言ってくれる人を大切にしよう」の意味が、ようやく31歳で少しだけ理解できた話。

「うわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ」

と最近、でっかな落雷が落ちた。

どんなことで、そこまでの落雷が落ちたのか。
それは、僕は尊敬している師匠に「褒められよう」と思っていたことに気づいたからだ

僕には、この人についていきたい!という師匠がいる。メンターと言い換えてもいいだろう。かれこれ学ばせていただいて、6-7年くらいになる。
はじめの方は、サボっていたりしていたが、学んでいけば学んでいくほどに、「この人についていきたい」と思うようになった。

学ばせていただくようになり、僕も師匠のおかげで成長し、SNSでフォロワーが一気に伸び、商業出版で3冊の本を読み出すことができた。

ただ、ここ1年はすごくもどかしい思いをしていた。
それは、この1年、本の出版をしていないからだ

本の出版をすることで、師匠に報告をし、
「おめでとう!すごいね!」を言ってほしかったのである

そう。素直に褒めてほしかったのだ。これが本音100%の僕の本音だ。

もちろん師匠に褒められたいから、本を書きたいのではない。
ただ、本を出版することで、師匠に認めてもらえる、と心の奥底では思っていたことに、最近気付かされた。

「だから、何?」

と思うかもしれないが、褒められたいと思うと、消極的になってしまうことにも同時に気付かされたのである

なぜなら、褒められたいので、褒められるようなことをしていないと、師匠に対して連絡をしなくなるのだ。うまくいっていないことがあっても相談できない。褒められたいから、相談することが真逆のことになってしまうと、思ってしまっているのだ。

師匠のコンテンツの1つに、ライブ中になんでも相談に答えますよ、というサービスがある。

恥ずかしながら、今までそこで1度たりと相談をしたことがなかったのだ。
なぜなら、そこで相談をして、厳しいアドバイス、自分が思っていないようなことを言われて、傷つきたくなかった

他のセミナー仲間が、そのQ &Aをしたとき、厳しめで言われたのも、画面越しで見ていた。だから僕が相談したときに、グサッと言われて、傷つきなくなかったのだ

ハッキリ気づいた。
僕は、師匠の元に学びにきているのではなく、学びにきている風で、褒められにきていたのだ

何しているんだ、自分。正直、自分バカじゃないの???と思った

自分の成長を考えたとき、相談は絶対にした方がいい。
相談をして、グサって言われることを言ってもらい、吸収することができれば、必ず、成長できる

観客席から傍観しているよりも、当事者になってボコボコにされる勇気。

僕にはそれが必要なことだと、心底感じるようになった。

厳しく言ってくれる人は、僕が見えていない世界、多くの選択肢が見えている。
だから、厳しそうに見えて、それでもオブラートに包んで包んで包んで、その道は大変だよ、こう考えるともっとスイスイいけるよ、と教えてくれているのではないだろうか

なぜ、僕は師匠から学んでいるのだろうか?
学んでいる目的を考えてみた。

褒められるためではなく、学び、成長するためだ

思ったことは、即実行をする!と決め、師匠の相談ライブで、実際に相談をしてみた。

その回答に、僕はグサッとした。
そう。これは、まだまだ褒められたいマインドが抜けない証拠
言われたことに、雷が落ち、苦しい気持ちになる。

ただ、そのアドバイスは僕にとって、ものすごく重要で必要なのだ。そう思えた。
だから、最終的には、相談してよかった。

もしも相談していなかったら、今後の人生で、大大大事故を起こすかもしれなかったのだ。

「よかった〜ここで聞けて」

素直にこう思えたのだ。
ライブには30人程度見ていたので、公開処刑されているという見え方もするだろう。
そんな場できつく言われるのは、僕だって嫌だ。
恥ずかしいし、情けないし、そんなこともわからないのか、と笑われるかもしれない

でも、もういいやって思えた。

だって、僕は学びにきているからだ。

どんどん歳を重ねるごとに、「もっとこうした方がいいよ」「これダメだよ」と言われる機会は減る。
仮に「あれれ、それじゃダメなんじゃないの?」と思っても、相手の考え方、生き方もあるし、わざわざ踏み込んでアドバイスするなんてことはほとんどないだろう。

改めて気付かされた。

厳しいことを言ってくれる人を大切にしよう

誰も厳しいことなんて言いたくない。
ということは、厳しく言ってくれるのには、確実に理由がある

師匠は、より成長するために、よりうまくいくからこそ、応援してくれているからこそ、言ってくれているのだ。

厳しいことを言われることの大切さに、ようやく少しだけ31歳で気づけた。

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