想いを言葉にきちんと表現してみよう。

たとえば、あなたが恋人と旅行に行くときのことを考えてもらいたい。

Aパターン

「北海道に行かない?」

Bパターン

「私すごく北海道が大好きで、大切な人とは北海道に必ず行きたいだよね。だから次の旅行、北海道に行かない?」

あなたはどちらに心を動かされるだろうか。
多くの場合、Bパターンだと答えるのではないだろうか。

他のケースを考えてみよう。

あなたが新しい仕事をするとして、友達にお誘いをするとしよう。

Aパターン

「一緒に仕事をしない?」

Bパターン

「私は心を文化にする世の中を作っていきたくて、どうしてもあなたと一緒に仕事をしたいと思っているし、あなたが私に〇〇の場面で必要なんだけど、力を貸してくれないかな?」

あなたならどちらで誘われたいだろうか。
多くの場合、Bパターンだろう。

両者の違いは、
"あなたの心の奥にある「想い」を言葉に混ぜて伝えている"ところだ。

多くの人は、この想いが表に出てこない。
表面的な表現を多用しているから、意見が通らない。

どうだろうか、あなたは想いを混ぜて話せているだろうか。
……そんなことない……と思うのであれば、
早速、今この瞬間から改善してみよう。

友達に「ご飯行かない?」と誘うよりも
友達に「超絶おすすめで、誰にも教えたことがない場所を特別に教えたいから、そこに行かない?」と言ったとしたら、
OKをもらえる確率は上がるだろう。

好きな人に「ご飯行かない?」と誘うよりも
「〇〇記念で、そこに相応しい場所を見つけたから今回の場所任せてもらってもいいかな?」と言ったとしたら、
お互いの愛は深まるだろう。

結局のところ、よくよく考えたいのは、

その先になにがあるか、ということだ。

冒頭の「北海道に行かない?」はただ単純に北海道に行きたいだけなのか。
それとも「あなたと北海道に行くだけではなく、数泊一緒にいることで、時間と場所を共有して深い話がしたいのか」によって全然誘い方も変わるだろう。

僕も「心を文化にする」ために動きを始めている。
最初の頃は、一緒にやる仲間と全然うまくいかなかった。
「一緒にやる」と言ってもらい、大阪や奈良に複数回行ったのに、うまく行かなかった…
その時は、全然自分の想いを伝えてなかった。

事業のプランや報酬などを話しているだけで、
相手のことを全然考えられていなかったし、想いも伝えていないので、誤解がすごく多かった。

今は事業のプランや報酬はほとんど離さず、どんな未来を作りたいかの話ばかりだ。
その想いを僕からも伝えるし、相手からも伝えてもらうようにしている。

想いをきちんと伝えること。

まずは試してほしい。

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