「でも」と言わずに、今のあなたにできることを考えろ。

「でも、お金がないんで」
「でも、経験がないんで」
「でも、時間がないんで」

言い訳でよく使われる言葉といえば、「でも」だ。聞いていると、もっともらし理由に聞こえてくる。ずっと僕はそうだった。

今はわかる。「でも〜」と言っていたから、僕は成長していなかった
この世界に、「できる理由とやる理由」と「できない理由とやらない理由」であれば、圧倒的に後者が勝つ。面白いくらいに。

ということは、多くの人は、やらないを選択するということだ。悲しいけど。

たとえば、僕は26歳の頃に仕事を辞めて27歳からメンタルトレーナーを始めた。大学院に進学し、社会人を1年だけ経験したところで仕事を辞めて、ゆっくりした後に、メンタルトレーナーをスタートした。

元々心理学部でもなかったので、実績も資格もないし、もちろんお金も人脈もなかった……。はっきり言って何もなかった。

周りの人に相談をすると、みんなに当然ながら止められた。ボロクソに言われた。バカなの?って言われた。真剣に考えろって言われた。

だけど、やりたかった。考えれば考えるほど、気持ちは高ぶった。なんとか僕にみたいに苦しんでいる人を救いたかった。だからできる方法を何度も何度も、心を折れながら模索してやってはトライして改善して、またトライした。その結果、今がある。

はっきり言って、楽ではない道だった。(全ては経験で、今思ったらネタにもなるし面白いけど)

もしも当時の僕が、資格がないから〜と思って心理学の資格を勉強していたらどうだっただろうか。
お金がないから〜と言って、一旦就職をして貯金を300万でも貯めていたらどうだっただろうか。

……メンタルトレーナーになっていないだろうし、本も書いていない、と言い切れる。それくらい運と周りのおかげで、今がある。

「でも」と言わなかった。「でも」と言わずに、体当たりをしたことで僕は成長できたんだ。

はっきり言って、みんな準備しすぎだ
「でも」ということで、準備していると思っているが、実際は傷つくのが怖いのだ。気持ちはわかる。

ただ、それはそれとして、
とりあえずでいいから、今のあなたでできることを1mmでいいから進ませてみるのはどうだろうか

「でも」じゃない。
あるのではないだろうか。今のあなたでもできることは。いきなり成功しようと力まずに、少しでいいから踏み出してみてばいい。

進んでみれば、大丈夫。
ちゃんと、"壁にぶつかってくれる"。
壁があるということは、その道が合っているということだ。壁にぶつかったら、その壁を突破するためにできることを1mmでもしてみてばいい。

「でも」と思ったら、後退せずに前進してみよう。

ここから先は

0字

■「自己肯定感を上げる」サークル ■1000文字の記事を毎日更新(月30本) ■メンタル、自己肯定感…

スタンダードプラン

¥600 / 月

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?