できていると思ったら、謙虚になろう。
「こやちゃんは、この2冊をまずマスターしようか」
師匠にそう言われた。
今まで軽く100回以上は読んだ本。
そこでハッとした。
師匠からしたら「できていない」と思われているんだ。
僕からしたら「できている」と思っていることも。
軽くショック。
ただ、師匠の意見はきっと客観的に見ているから、必ず合っている。
といことは、僕はできていると思っているけど、できていないということなのだ。
「きっとこの本の1割くらいしかできていないじゃないかな」
グサッ。
傷つくこと。
むしろ9割はできていると思っていた…
だけど、僕はこんな信念を持っている。
「厳しいことを言ってくれる人は、優しい人。
僕の成長のために言ってくれている」
そう。結局のところ、僕は天狗になっていたんだと思う。
「できていると思うと成長は止まる」
この言葉を肝に銘じようと決めた。謙虚にまた1から本を読み、実践に向けていこう。
実際にできているか?を考えてみたら、ドン引きするくらいにできてなかった…悲しいことに。
たとえば、あなたが人間関係で大切にしていることはなんだろうか?
・相手に興味をもつ
・笑顔
・リアクションを大きくする
・相づちを打つ
もっとあるかもしれない。
ただ、そう思っているとして、実際にあなたはできているだろうか。
多くの場合が、できていないと思う。
実際に友人にも同じことをいったら、「すぐにレスポンスをすること」と言っていた。
けど、その友人からの返信が返ってきたのは、3日後だった…。
でも、本人はできていると思っている。
あちゃあ、これは自分自身もそうだなと思った。
結局のところ、本を読んで満足してしまっているのだ。
それでは日常は人生は、なにも変わらない。
多くの知識を持っていることは素敵なことだと思うけど、知っているだけではどうだろうか。
そんな素敵な知識をもっているなら、実践して、世の中に還元していってほしい。
知っているだけではダメ。
実践できるようになる。
いや、それでは足りない。
実践できているのが、当たり前。呼吸をするように実践できるようになる。
より一層、僕は本を読み、実践していく人生を歩んでいこうと決めた。
翻って、あなたはどうだろうか?
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