どうでもいいことは考えない。
あるとき、気づいたことがある。
「悩みすぎじゃないか」
過去の僕は、かなり悩みすぎてきた。何を着ていくのか、どんな発言をするのか、何分までに到着をして、どの席に使うのか。Aさんのあの反応はどんな意味があるのか、Bさんが不機嫌なのは僕のせいではないだろうか…
もうやめる。もういいやって思った。
だって、考えても、意味がないことばかりだからだ。そうではないだろうか。
あるときこんなことを考えてみた。
「ほとんどのことはどうでもいいのではないか?」
これがまさにそうだった。考えることをやめたら、何かが変わると思っていたけど、何も変わらなかった。そんなものだった。
この世の中には、「大切にすること」と「それ以外」があることに気づいた。
全部が大切にしなくていいんだ。
たとえば、締切を守るは大切なことだ。締切を守らなかったら次のチャンスがもらえないかもしれないし、信用を失う恐れがある。
ただ、会社に着ていく服は、おおよそなんでもいいはず。大体のモラルを守っていればいい。髪型もそうだ。前髪がいつもより調子がいいのかどうかは、あまり影響はないだろう。
僕はずっと、どうでもいいことで悩んでいた。
それを手放したら、生きやすくなった。
生きづらさを感じている人は、大きく考えてしまう傾向にある。
案外ざっくりオールオッケーにして見てはどうだろうか。
「そんなこともあるよね」みたいにゆるく受け止めてみてはどうだろうか。
「大切なこと」と「それ以外」のこと、
生きづらさを感じている人は「それ以外」を考えすぎている。考えすぎている結果「大切なこと」を十分に大切に出来ていない。
たとえば、着ていく服を考えてすぎて、前髪が決まらなくて、仕事に遅刻するようなものだ。
どうでもいいことを手放してみよう。
いきなりは難しいかもしれない。ただ、やってみてば快感だ。
初めては「え、考えておいた方がいいかな?」なんて不安になるかもしれない。
ただ、人生やってみないと、行ってみないとわからないことの方が多い。
うむ。多いんだ。
だからこそ、考えすぎるのはやめてみよう。
あなたの人生がもっと楽になるはずだ。
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