大きく変えるな、小さく変えろ!
変わりたいのに、変われない人は、大きく変えようとします。
大きく変えた方が、変化をしている感覚を実感しやすいですからね。
メリットもある分、デメリットも当然あります。
デメリットは、リバウンドしやすいということです。
たとえば、あなたがダイエットをしようと思って1週間の断食をしたとします。
1週間の断食をしたら、3〜5キロの体重が落ちそうですよね。
短期的には、体重計の数値が減って喜んだとしても、その状態をキープできますかね?
おそらく、すぐに「痩せた分、食べるぞ!」となってしまうのではないでしょうか。
その結果、リバウンドしてしまう…
大きな変化を求めている人は、継続力がありません。
短距離走の発想になっています。
今、頑張ればいい、そんなイメージです。
人生はマラソンです。長距離走です。
だとしたら、変えるのは、大きいどころか、むしろ小さい方がいいんです。
そのほうが、ちょっとのハードルなので越えやすく、継続しやすいのです。
あなたの部屋が今汚いとします。
大掃除なんてしてはいけません。
今から3分でいいので、片付けてみてください。たった3分です。時間がない、は通用しませんし、その他の理由も通用しません。
たった3分でいいから、日々継続していくのです。YouTubeなどの動画を見ながらでも構いません。電話をしながらでも構いません。
毎日の3分を継続しながら、たまに時間をかけて掃除をすればいいんです。
あ。間違ってもその時間をかけて掃除をした次の日も、その3分は掃除を継続することです。
僕は365日読書をしています。
呼吸をするように、本を読むことが習慣づいています。
富士山にも1冊の本を持っていき、山小屋で本を読みました。本来であれば、山登りは物を軽くするのが鉄則です。なのに、本を持っていったんです。
もちろん読書が物理的に難しいときもあります。その時は、オーディオブックという音声を使って本の内容を聞きます。
今ではここまでにきていますが、1番最初の頃は、読みやすい本を少しだけ読む、を継続していました。今でも影響を受けた「漫画」を繰り返し読んでいます。これでいいんです。
いきなり5時間も読書をするのは難しいです。仮にできたとしても、リバウンドします。
あなたも今後何をやる場合は、大きく変えるのではなく、小さく変えることを意識してみてくださいね。
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